息子ほど飛び級を経験してきた子は、あまりいないのではないかと思います。

その理由は、発育がかなり早かった事と、田舎なので、同学年に同レベルの子が8人揃わない事です。

ですのでサッカーを始めた幼少期より飛び級が当たり前でした。

先ず初めに、一緒に息子とサッカーをプレーしてくれた先輩達、後輩達、受け入れて頂いた関係者の方に感謝致します。

飛び級について率直に意見すると、一緒にプレーしてくれた人に失礼な表現になるかもしれません。


しかし、サッカー少年少女の育成や、保護者にとってとても大切な情報なので、忖度せずにお話させて頂きます。
もう数年が経ちましたし🙂
予めご了承ください🙇‍♂️



息子の経歴を簡単に。

幼児の時に1、2年生の試合に出ていました。

1年生の時に4年生のリーグに出てました。

2年生の時、U10の県大会に出ました。

3、4年生の時、常に二学年上のレギュラーでした。

4年生の時、バーモントカップ 県3位。チームの得点王でした。

5年時、全日県ベスト8。重要な得点の9割に関わっていました。


今こうして、思い出しながら書いてみて自分でもびっくりです。

非常に多くの経験をさせてもらい、同時に育成面で多くのものを失っていたのだなと😌



飛び級に関しては、経験から育成面で断言できる事が何個かあります。

今回はそれをお話していきたいと思います。




①発育を考慮した飛び級は積極的に行うべき

以前、〝発育、早熟について考える〟の記事でも書きましたが、

5月生まれの息子は、同学年とプレーした場合、非常に有利な(楽な)環境でプレーする事になります。


相手の方が少しスピードが早い、少し身体が大きい方がサッカーに必要な能力が付き易いです。

この〝少し〟と言うのが重要です。

逆に、自分の方が、スピードと身体で上回ってしまうと、サッカーに必要な、技術と判断が身に付き難いです。

5月生まれの息子は一学年上とやる事が非常に良い環境と言えます。




②技術(レベル)を考慮した飛び級は要注意

〝A君は上手いから上の学年でプレーさせよう〟

誰もがそういう発想になると思います。

しかしこの考えは要注意です。


なぜなら、A君が上の学年で通用するという事は、上の学年のレベルがA君より低い事の証明になります。


このロジックがわかりますか?


A君が5年生で県トップレベルの力があったとしても、6年生の県トップレベルについていけるでしょうか?

中々ついていけないと思います。


私が長年息子の少年サッカーを見て感じた事は、

技術やサッカーのレベルを考慮した飛び級をするなら


【飛び級するよりも、同学年で、自分より上手い子が複数いる環境を探せ】


もちろん簡単ではないと思います。

ただ、考え方の優先順位をはっきりさせておく事は、育成にとって重要だと思います。


次回は、さらに要注意な飛び級。

そしてニ学年上の飛び級について、お話したいと思います。


おしまい🤗


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