今回はジュニアユース(U13)の息子が、5年生の時に始めた練習で、

〝なぜ低学年の時に思い付かなかったのか😫〟

と悔やんでいる練習メニューを紹介します。




以前の記事でも紹介したように、息子は動きがあまり無い中で行う〝その場〟での反復練習が嫌いでした。


例えば

ボールマスターリーをその場で20回やる練習。

リフティングを30分やる練習

単調なコーンドリブルを何回もやる練習

など。


好きだったのは、

ボールマスターリーの間にパスを入れたり、

ダッシュ、トラップ、ターン、シュートのように、動きのあるというか、単調な反復ではない練習。

6年生の頃にはボールを4個用意して、こういった練習をよくやっていました。



今回紹介するのは後者。

息子が好きな、動きのある練習です。


子供の性格に合わせて、特に反復練習が嫌いな子には是非、試してみて下さい。




赤青練習の紹介



赤と青のマーカーを1個づつ用意します。


お父さんと二年生の子供が、5mぐらい離れて向かい合います。

子供の右側2mの所に赤のマーカーを置きます。

子供の左側2mの所に青のマーカーを置きます。


これが所定のポジションです。


(距離は適当です。レベルや学年に合わせて調整して下さい。マーカーの色も何でも良いです。)


お父さんが子供に手でパスを出します。

出して直ぐにお父さんが「赤」と言えば、子供はトラップして赤のマーカーを回ってお父さんへ返します。

「青」と言えばその逆です。


以上です。



子供の右足にパスを出して、「赤」と言えば、そのまま右側の赤へ進めばよいので簡単だけど、右足にパスを出して「青」と言えば、逆の左側の青に向かって進まないといけないので、難しくなるのがわかるでしょうか?


非常にシンプルですが、右にも左にも、その時の状況に応じて進む、〝コントロールオリエンタード〟が簡単に、より実践的に身に付きます。

〝止めて蹴る〟が少し出来れば、一年生から出来る練習だと思います。

最初は下手でも大丈夫です。

続けていれば、どうやったらスムーズに、早く、マーカーを回れるかを、子供が考える様になります。


後はレベルに応じて、バリエーションを増やしていきます。



バリエーション


・トラップを、目的のマーカーに向ける。より少ないタッチで進めるようにする。


・慣れてきたら、声を少し遅らせる。

(遅すぎたら子供に怒られます😄)


・お父さんから子供へのパスをワンバウンドや浮き球(4年から)にする。パスを強くしていく。逆を取る様な難しいパスにする。弱いパスを出して、タイミングをズラす。


・ターンの向きを、右回り左回りどちらも出来る様にする。


・マーカーを回る方向も自由


・お父さんへ返すパスを、どちらの足でも蹴れる様にする。


・お父さんへ返すパスを、インサイドだけでなく、浮かせたり、アウトサイドキック、様々なキックを試す。(4年から)


・所定の位置へ、走りながらボールを受ける。バックステップや前進で。(3年から)


・お母さんが手伝ってくれるなら、お母さんは、子供が少し首を振らないと見えない位置に立ちます。

お母さんが赤と青のマーカーを手に持って、声の代わりにマーカーを上げます。

子供はボールが出たら、首を振ってお母さんの合図を確認して、マーカーを回ります。(4年から)




息子が6年生の時には、

バックステップして所定の位置に入り、

右側に来た浮き球を、胸トラップして、

左側へターン。

落ちてきたボールをそのままダブルタッチでマーカーに向かい、ルーレットでマーカーを回り、ラボーナキックで父に返す。


普通に出来る様になっていました。




この練習は特許を取る予定は無いので、皆さん試してみて下さい😊

私が考えた練習ですよ。ここで明言しときます😤

(既に誰かがやってたら🙏)


おしまい🤗

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