妊娠14週くらいに、妊娠糖尿病だと診断され(75g糖負荷試験をやりました)、15週目くらいからインスリンを毎日4回(朝食後、昼食後、夕食後、寝る前)打ち、血糖測定を毎日4回(朝食前、朝食後、昼食後、夕食後)行い・・・っていう妊娠生活をつづけました。

食事に気を付けて、毎食写真を撮って、ノートにつけたり。

 

初期は、つわりもあったし、妊娠糖尿病だという衝撃でがっくり来たりして、思ったような食生活ができなかったけれど、妊娠中期にはだいぶいろんなことがわかってきました。

 

・炭水化物は摂らなければいけないので、摂る。でも食べすぎない。

 

・私は、白米やうどん、そば、パン類、ジャガイモは血糖値が上がるけれど、パスタはほどほどの量ならば意外と大丈夫。

 

・何かあったら、「賢者の食卓」を飲めばいい。

 

・ビュッフェなら、外食も結構楽しめる。

 

・ビュッフェのときには、食前インスリンを2単位増やして、「賢者の食卓」を飲み、炭水化物は除く。でもデザートは食べちゃう、っていう作戦。これでかなり心が満足します。

 

・一番いいビュッフェは、恵比寿のロウリーズのランチ。サラダバー、素晴らしいし、メインは肉だし。

 

・インスリンは、通常の糖尿病の人たちのようには効かない。妊娠糖尿病の場合、例えばインスリン2単位打っても、2単位分の働きはしない。なので、単位を上げたのに血糖値が下がり切らなくても、いちいち落ち込まない。(とはいっても落ち込むけど。落ち込んだら、なるべく早く浮上する)

 

・妊娠後期は、何かあるとすぐ「賢者の食卓」を飲んでいました。頼り切ってました。頼れるやつなんです。出産後に「賢者の食卓」のCMが始まったので、なんだかブームを先取りしたような気持ち。

 

・甘いものを食べたいときには、トクホの三ツ矢サイダーとか、カフェインが気になるけどたまにはトクホのコーラとか、低糖のアイスクリームとかを食べていました。あ、妊娠後期は結構ばんばん普通にチョコレートとか食べていました。だって、おなかすくし。

 

・おなかが空いたら、SOY JOY。とにかくスーパーで大量にSOY JOYを買ってストックしていました。オレンジ味みたいなのには葉酸が入っていたけど、私のお気に入りは、アーモンド&チョコレートとピーナッツ。

 

・いろいろ食べられたのも、妊婦健診のときのエコーによる子どもの大きさが、常に標準だったから。巨大児じゃない、っていうのが、結構な心の支えに。

 

・そして、妊娠糖尿病だった方々のブログを読んで、力をもらっていました。とはいえ、私ほど重い(? インスリンを打っている人自体が少なかったし、打っているとしても妊娠後期からだったり)妊娠糖尿病の方がなかなかいなかったので、結構ブルーになったりも。

 

 

そんな感じでした。

まだまだ忘れていることもあると思うので、また追記しようと思います。

 

そして、普通サイズの子どもが生まれました。

 

何よりうれしかったのは、体重が妊娠前から2キロしか増えなかったこと。

そして、今、体重は妊娠前の約9キロ減です。

まあ、もともと重たかったのもありますが、やはりきっちり(っていうほどでもないけど)食事をコントロールした半年の成果が表れたんだなあ、としみじみ。

 

そして、もうすぐ、出産予定日から3か月後くらいに設定された、75g糖負荷試験があります。

実際には私、予定日からかなり遅れての出産になったし、授乳のためにおなかがすいておなかがすいて、でも新生児は泣くので食事の支度もままならずてっとり早い甘いお菓子を食べたり、半年我慢してきたチョコレートやドーナツなどを明らかに妊娠前よりたくさん頻繁に食べたり・・・っていう日々を送ってきたので、検査結果がかなりキョーフです。

なのであと数週間後に迫った糖負荷試験のために、昨日から少しずつチョコレートの量を減らしています。

 

なんだろう、この、チョコレートへの執着は。

もともと好きだったけれど、思うようにチョコレートを食べられなかった妊娠期を経た今、大好きになっちゃっています。

授乳でおなかが空いているから甘いものがほしいのかも、とか思ったりしていますが、いやなんか違う、ってこと、うすうす気づいています。

多分、食べられなかった反動で、脳の中の何かがおかしくなっているんだと思う。

毎日チョコをある程度食べないといられません、まずいな、これ。

 

 

ということで、妊娠糖尿病と診断されてショックを受けている方々、必要以上に落ち込むこともないと思います。

その時にできることをできる範囲でやる。

それが一番です。

 

っていうか、その言葉、今の自分に返したい。

検査まで、がんばれ、自分!