山の日ですが、暑くて外に出る気がないので、甲状腺の本を読み返してみました。
甲状腺全摘後、チラーヂン補充患者において2パターンに別れるようです。
①TSH軽度抑制でT3正常値
このパターンの人は、甲状腺機能正常もしくは代謝正常です。
②TSH正常でT3低値
軽度の甲状腺機能低下、もしくは代謝低下
この二つのパターンで経過していくようです。
②になると甲状腺機能低下により代謝が落ちてコレステロールが上がったり、骨粗鬆症になりやすくなります。そのため①のパターンになるように治療を進めていくのが今の主流だそうです。
TSHの正常値は、0.61〜4.23です。
TSH軽度抑制というのは、TSH0.03〜0.3μU/mLです。低リスクの甲状腺がんではこの値を目安にします。
私のようなリンパ節、気管周辺に転移があったような高リスクの人はTSH0.1 μU/mL以下になるようにします。
これを踏まえて私の検査値を見ていきます↓
2021.3.17(術前)
TSH 1.70
T4 1.14
2021.6.5(術後1ヶ月)
TSH 2.23
T4 1.21
2022.7.11(1年後)
TSH 0.36
T4 1.61
2023.8.5(2年後)
TSH 0.12
T4 1.47
だんだんTSHが下がり抑制されてますね。その割にT4は安定している。教科書的な優等生の経過ですね😆自分でいうなぁ〜笑
甲状腺がんは手術で取り切ってはいますが、目に見えないガンを刺激しないように、TSHは甲状腺刺激ホルモンなので、これをなるべく抑制した状態に保つのが必要です。
うんうん、我ながらいい経過を辿ってるようです。体調も特に変わりはなく、暑さには弱くなりましたが、いや日本が暑くなりすぎたのかも?😆首の痺れや肩の痛みはありますが、他は至って普通です。