2021年3月11日


線虫検査で陽性結果がでて、一体どこに癌があるのか?それとも偽陽性なのか?白黒はっきりさせるために和白PETに行きました。


PETってどういう検査か皆さんご存知ですか?


癌はブドウ糖をエネルギー源にします。ほら、癌の人って痩せていくでしょう?その特徴を利用した検査です。


ブドウ糖によく似た化学構造の物質を注射し、それが集まった部分が癌です。写真の1枚目の肺は、結核の跡です。これは、良性の影なので白いです。しかし2枚目の甲状腺の画像は緑に光っています。そう、これが癌の光り方です。





検査自体はとても簡単です。朝食を抜き、注射を打って白い円形のドームの中に入るだけ。2030分寝てるだけで検査が終わります。痛くも痒くもない。MRIのような怖い音もしません。無音です。


通常は、癌の治療中の方が再発がないか?もしくは転移はないか?を調べるときに使うアイテムです。健康志向が高まる近年では癌の早期発見として腫瘍マーカーと共に検査を受ける人も増えています。


PETの先生いわく、最近線虫で陽性になりPETを受けにくる人がすごく多くなったそうで、PETも万能ではない。

PETが苦手なのは胃がんです。もし、今日の検査で何も見つからなかったら胃カメラを必ず受けてください!と言われました。


やっぱりカメラに勝てるものはない。特に胃がんの場合は、小さく散らばった癌ならPETでは見えずらく、その見落としが命に関わるので、胃はカメラで診てもらうのが1番いいそうです。これも勉強になりました。


そして、検査へ

3割ぐらいの人が画像を撮り直すことがあります、特に腸は動くので画像がブレることがあり撮り直しのパターンが多いため、撮り直しになっても問題ないので!と事前に説明を受ける。


首から肩あたりで、ピロロン!!!っと変な音が、、、え?なんかエラー音やったよね💦案の定、撮り直し!と言われ、首あたりを再撮影になる。うーーん、怪しい


その後の先生からの説明もすごく待たされて、、、あー絶対、なんか映ったんだ💦と何となく嫌な予感が、、、


そして、見せられた写真は首元が光るものでした。

医師「甲状腺に何かあるので、甲状腺の専門医に診てもらうことを勧めます」


は?コウジョウセン?????


とても意外な言葉にビックリするより、ポカーンとしている私に


医師「あ、もし癌でも甲状腺癌は命に関わらないから、そこだけチョンチョンって取ったら終わりなんで、大丈夫ですよ」


チョンチョンって?なにそれ?


え?私、癌なんですか???


医師「癌かどうかはまだわからないけど、癌だったとしても今すぐ命に関わるものでもないけど、半年ほっといていいか?と言われたら僕はそれは絶対にできないです。3月中に専門医に必ずかかってください」と


その言葉で、目が覚め、真剣に考えないと!と思い始めました。それから先生に、福岡で一番甲状腺に特化した専門で、一番甲状腺癌の症例を扱っている病院はどこですか?と聞くと


医師「呉服町にある、やました甲状腺病院」と教えて頂き、紹介状を後日郵送してもらい受診することにしました。つづく〜