酒と煙草

父はお酒と煙草が好きだった
毎晩仕事から帰ると大好きなウイスキーを湯割ではじめる…
母は全く飲まないのでいつも一人で

それなら病気になっても仕方がないよ～
ってきっと9割以上の人は感じるでしょうねそれは正直否めないんです。
でも後悔してない父を見るとなんだか複雑な気持ちなのです。
好きなことを取り上げること、それはその人をよく知っている人ほど難しいときもある。
患者さんに何も知らずにただ「ダメですよ」とは言わないようにしようって私は気を付けています
もちろん家族にも話をうかがっています。病気になった時、実はチャンスなことも多くあります
今まで考えてこなかった健康ってことについて考え出すから、チャンスなのです。
だからそのチャンスを逃さないよう、アドバイスだけはするのが看護師の役目だと思うからです。
煙たがられることもありますよ
でもでも、耳を傾けてくださる方もおられます

禁煙できた方もたくさんおられるので、そんな患者さんとは、またお会いしたときに頑張られたことを一緒に喜ぶのです
ほんとは病院なのでお会いしないほうが良いのかもしれませんけど