こんにちはニコニコ

 

 

高齢&妊娠糖尿病と闘いながら妊娠18週目に入りましたキラキラ

 

最近は仕事中にもお腹のポコポコを感じることがあり、やっぱり胎動だったんだと思うと幸せな気持ちになりますラブラブ

 

次の健診まで赤ちゃんの様子がわからないことに不安を感じてきましたが、胎動があるととりあえず元気だということが確認できて安心しますね照れ

 

 

 

 

そんな中、先日健診以外の用事で産科に行ってきました。

 

16週の健診の時に「抗体を調べる血液検査で、ある感染症検査に陽性反応が出たので精密検査に回します」と言われ、その結果を聞くためでした。

 

「院内での検査結果なので、外部機関で精密検査をすると結果が変わる場合もある」と説明されていましたが、精密検査の結果・・・

 

 

陽性が確定しました。

 

陽性となったのは「HTLV-1」というウイルス。

 

↓引用文です。

HTLV-1は、血液中にあるリンパ球に感染するウイルスです。「HTLV-1」の感染者は、全国で約82万人いると推定されています。しかし、このウイルスに感染しても、そのほとんどの人が生涯病気を発症しないため疾患そのものへの関心が持たれにくいという現状があります。

発症した場合、リンパ球ががん化する病気「成人T細胞白血病・リンパ腫(ATL)」や、歩行障害や排尿障害を引き起こす脊髄の病気「HTLV-1関連脊髄症(HAM)」になる可能性があります。また、医療従事者の間でも「HTLV-1」の認知度は低いため、HTLV-1関連疾患である「ATL」や、「HAM」の診断が遅れてしまうこともあります。

HTLV-1の感染経路は、母子感染と性行為感染となっています。感染したTリンパ球により感染するもので、くしゃみなどで感染することはまずないと言われています。

 

 

 

 

発症率が低いうえに他人に感染させる心配もないので、普通に過ごす分には何も問題ないのですが・・・

今の私は、母子感染で私が赤ちゃんに感染させてしまう可能性があるのです。

 

母子感染を防ぐには完全人工乳で育てる、つまり母乳を一滴も与えないという方法を選ぶしかありません。

 

どうしても母乳をあげたい場合は赤ちゃんに感染させるリスクを承知した上で、母乳を一旦冷凍させてからあげるなどの方法もあるようですが、私の答えはすぐに決まりました。

 

 

 

私は母乳育児を諦めます。

 

 

 

初めての妊娠なので、母乳をあげることに憧れはありました。

 

だけど

 

体外受精でやっと授かった子を、自分のわがままで危険にさらすようなことはできません。

 

もしも生まれてくる子が女の子だったら、将来子供ができた時に私と同じように母乳をあげられないと宣告されて悲しむことになるかもしれない。

 

 

先生の前では冷静に答えを出すことができましたが、その日の夜お風呂に入りながらお腹の子に話しかけている時、急に悲しくなってしまいました。

 

「ごめんね・・・おっぱいあげられないんだって・・・」

と言いながら、たくさん泣いてしまいました。

 

だけど同時に、このことで泣くのはこれで終わりにしようと思いました。

いつまでも泣いていたら、赤ちゃんも悲しむかもしれないから・・・。

 

 

 

 

 

 

 

赤ちゃんが生まれたら、当たり前のように母乳をあげられるものだと思っていました。

 

ちゃんと母乳出るかなとか、おっぱいマッサージが痛かったらどうしようとか、心配な部分はあるけどやっぱり楽しみでした。

 

自覚症状が何一つない中判明したHTLV-1ウイルス感染。

 

妊娠しなければ一生気付かなかったかもしれないことを、赤ちゃんに教えてもらったのかもしれません。

 

『母乳には栄養がたくさんつまってる』というのはわりと知られていることだと思いますが、母乳をあげたくてもあげられないお母さんがいるということも、多くの人にわかってもらいたいと思います。