行ってきました。
朗読劇
リーガルシリーズ佐方貞人
検事の本懐
2025.8.2(土) 12:00〜 @草月ホール
内容について、及び演出について、
少々ネタバレになるかもしれません。
配信を見られる予定の方はご注意ください

間宮くんが出演された「検事の本懐」では、
原作
「検事の本懐」より第五話 ー 本懐を知る ー
「検事の死命」より第二話 ー 業をおろす ー
上記2つの物語が演出されていました。
では。
ーーー
ーーー
ーーー
ーーー
ーーー




ステージは法廷を思わせるセット
上手側、下手側にそれぞれ原告側と被告側を思わせるテーブル、椅子が1脚ずつ。
上手側に玉置さん
下手側に間宮くん
が、
向かい合って座る形をベースに劇は進みます。
真ん中には証言台の柵
その奥に傍聴席のように並べられた椅子
観客席は裁判官の視点というイメージもできるかなと?
ステージの中央上方にスクリーンが設置され、
物語の登場人物やシーンの背景を補助的に映し出されるので視覚的にもイメージしやすい演出でした

開演時間を過ぎたころ鳴り始める音楽
程なくして会場の照明が落ち
上手側の舞台袖から間宮くん、玉置さんの順に登場、
片手に台本を抱え、歩いて各々の席へ。
・・・
この歩いてるだけの横顔及び側面が物凄くカッコよくてどうしようかと思いました



(毎度恒例、どうもしないでね←)
座る瞬間に、お互いの目をガチッと見合わせてから腰を下ろしていたのが印象的で、その瞬間にお2人の信頼関係を感じながら、こちらもこれから目にする約2時間の演目に対して信頼感を持てた気がします。
“―来る...きっと来る―”
そう思いました。
貞子じゃなくて、貞人がね←
うん、言いたいだけでしたごめん。
きっと来るって言うのは、
心に思う佐方貞人の物語は
この2人を観ていれば自ずと流れ始める
という安心感が持てたということです。
(最初からそう言え)
夏が暑すぎるから、
ホラー要素もあった方が楽しいかなぁ~と思ってさ~
(ホラー苦手のくせにな)
(なんなら貞子の曲も嫌いだもんな、怖いから)
おい、
妖怪【簡潔にブログ書けないババア】
が一番ホラーだからな←
妖怪というところにちょっと可愛げを期待したい

(朗読劇の話を期待して読んでくれている読者に謝れ)
(ごめんなさい)

台本を片手に、
地の文や登場人物の台詞を文字通り朗読する
そこに登場人物の表情、目線、動きまで足したものを役者が表現として芝居する
朗読劇というのは一般的にもこういうものでしょうか。
そう思って初めて朗読劇を観劇しましたが、
想像以上に物語に引き(惹き)込まれた上に、読み手2人しかいないはずの舞台には何人もの人間が現れ、とてつもなく俳優の技量が光るものだなと感じました。
印象としては、間宮さんの方がメインとなる佐方貞人に加えてその他の多くの登場人物を演じ、玉置玲央さんは本懐の物語においては重要な人物である龍円さんという和尚様をメインに他数人を演じ分けておられました。
お2人の役割分担のバランスが本当に素晴らしくて、
間宮さんが慕ってきた玲央さんの人となり、安心して身を預けられるような懐が、間宮君の何変化もする役柄を心地よく受け止めてくれる感じがして、もうほんと、語彙力が見つからないのですが、何の違和感もなくスーッと心に入って来て...
演じ分ける役柄の年齢も性別も様々で、方言があったり人柄が口調に現れていたり、そういう異なる人物を演じ分ける間宮祥太朗の凄さ、改めて、
完敗です。
もちろん、主催がトライストーンでもあったので、間宮くん赤楚くんがメインであろうことはわかっていたけれど、
本懐のペアを見て思ったのは、
年齢や経験値が上の玲央さんの安心感安定感に向かって、間宮氏の憑依力が惜しげもなく身を委ねられていて、間宮くんを最大限に魅せてくれる時間だったなと思います。
それだけ間宮くんの凄さに圧倒されたのは、
受け止めてくれる玲央さんの広い器と技量があってこそだったなって、なんだか知りもしないで勝手なことをつらつらと書き連ねておりますが、本当にそう思えてならなかったのです。
ここまで書いて思ったけど...
物語の内容は事細かに書く必要もないか?
それは本に書いてあるのでね。
朗読劇としては、
単に原作がそのまま読まれているわけでもなく、
内容は同じで、会話や地の文がある程度削られたり端的に言い換えられたりという編集はされていた様に思います。
でも原作を未読で観劇された方々がみんな、それでもすんなり物語に引き込まれたと仰っているのをよく見かけたので、分かりやすく演出されていたと思います

本当にそうで、台本の構成といい、舞台演出といい、邪魔をし過ぎないけどこちらの想像を広げてくれる様なところもあって、初めて観たから他の朗読劇がどんなものかはわからないけど、すごくすごくよかったです

私は原作シリーズ4巻全て読んでから挑んだので、
劇として描かれていない部分の佐方にも思いを馳せながら、目の前に在る佐方たちの姿にグッと掴まれるところが幾つもありました

朗読劇の中で言葉として語られる事はなかったのですが、原作中では佐方が髪をクシャクシャッと掻くというクセが、佐方貞人という人物を表す上で印象的に描かれています。
その佐方のクセは、間宮くんが佐方として生きている時間の中に何度も出てきて、舞台上で1度目のその仕草を目にした時に私は間宮くんを通して生きている佐方を感じて泣きました。。。
(涙腺ポイントのズレ)
(佐方に会えた喜びの涙とでも思ってもらえたら。笑)
原作を好きになってから朗読劇に臨んだこともあって、実写化された映像作品とは違う、原作が、活字が、ありのままに生きていると思えたその時間が何にも変えられない感動でした。
本懐の中で描かれた佐方の父、陽世と、その幼馴染である龍円さんとの掛け合いや2人の絆、生前の陽世を語る龍円さんの心の温もり、佐方貞人という人間が形成された背景と、間違いなく陽世の血を受けて生きているその貞人の姿が、活字の世界から飛び出して生きている空間に居られた時間がとっても幸せでした

うーむ、
随分とファンタジーな感想が続いてしまっているな...

もともと読書は好きなのですが、
異世界に没入することができる最高の道具が“本”だと思っています。
映像作品から受ける感動も衝撃も没入もとても楽しくて大好きだけど、本を読んで体感する、誰の手も加えられないで自分の脳内だけで広がる想像を、実際に目の当たりにできるのが、朗読劇の魅力かも知れない、とも思いました。
原作のことをもっと好きになれた。
またいつか朗読劇を鑑賞する機会があるといいなと思ってます。
今回の朗読劇では原作の一部を抜粋した形で演じられていましたが、普段検事という仕事に向き合う佐方がどう生きているか、も是非知って欲しいなと思いました

でもそんなのは私の中の小さな気持ちにすぎなくて、
原作を知らなくたって、朗読劇で得られた感動を噛み締めるだけで十分!でももちろん良いと思います

所詮私だって、推しが出ていなければ読まなかったはずの小説であり行かなかったはずの朗読劇ですから。
でも、推しのおかげでそういう出会わなかった可能性の高いものと出会えるというのも、推し活の良いところだなって思いますね、毎回

えーん簡潔にまとめられないよぉぉぉ

(またの名を妖怪無駄泣きババア)
私はいつのどの作品を観ても全力で楽しめているタイプの人間ですので、お前いつも褒めてんじゃねぇかよ。
って思われているかもしれませんが、
今回朗読劇で多数の役をサラリと演じ分ける間宮くんを見て
この人のお芝居に触れて沼に落ちたのだ...
と、落ちた瞬間に感じた衝撃がまた鮮明に呼び起こされたりもしました。
いくつも作品を観ていると、ある種“慣れ”みたいなものを抱きはじめてしまう気もして?
いつだって、間宮祥太朗が難なく別の人物として生きている時間を受け取れているから。
(難なく、というのは、ご本人がどう感じているかはさておき、こちらにはそう見えてしまう程に自然であるという意味でね)
だから今回、たった2時間の間にいくつもあった、たった数秒間で何人もの人間として姿を変えた間宮さんに、流石に物理的な意味でも圧倒された感じがして、、その、、、圧倒されたんです、とにかく。
私みたいに平凡に生きていただけの人間が、
ある瞬間に一人の俳優の魅力と凄さに引き寄せられて今や長文ブログを幾度も書き連ねる運命を生かされてしまっている、って、凄くないか?と思ったんです。
(幸い中の不幸ってやつ?←)
(間宮くんを知りたいと思って当ブログを見つけてくださった方はもう本当にご愁傷様ですけどもね)
(何の足しにもならんと思うが私はあなたのことが好きです)
(足しにならんすぎる)
(せめてお中元くらいしろよだよね)
とにかく!!!
俳優、役者、間宮祥太朗を存分に堪能できた



そして今回間宮くんが選んだパートナーとして共演された玉置玲央さんがどんな人なのか。
それはもう、朗読劇からもだし、
公式さんが上げてくださった間宮くんとの写真や、
玲央さんがXのスペース機能を使って発信されている「夜さらい」という生配信ラジオみたいなもの、それを少し聞けたりして。
素敵な方だなぁって。
純粋で無邪気な感じがして。
大人びて見えるけどどこか子供っぽいところを持っておられる、玲央さんの言葉やお話しを聞いてると、自分の心も澄んでくる感じとか、じわぁっとあたたかくなる心地よさみたいな、魔法みたいなの魅力のある方だなぁって思いました

玲央さんは本懐の楽日の夜さらいの配信で
祥太朗とできて楽しい
ご褒美みたいな時間だった
(ニュアンスですけど)
という様なお話しをしてくれてて。
間宮くんが玲央さんのことを大好きなんだろうなぁっていうのは、飛龍伝や玲央さんのお話がこれまでのインタビューでもいくつかあったところからも窺えるけど、そうやって何度も口に出るほど慕っている存在なんだなぁって、今回玲央さんと創り上げている朗読劇を見て、玲央さんについて少し知れて、改めて納得できた気がします



本当に素敵な時間、素敵な空間でした

原作を読んで好きだなと思った佐方のことも龍円さんのことも、ほかのみんなのことも、もっと好きにさせてくれてありがとう。
お二人にそう伝えたいです

あとはね、オタク的視点で補足事項をよろしいでしょうか。ありがとうございます。
(まだ誰も許諾してないけど?)
少し前のアリスの完成披露舞台挨拶の様子とか、原菜乃華ちゃんゲスト回の土スタのコメントVTRからも髪色の変化は見受けられましたけども、、、
更に明るく?
くっきりメッシュになってらして



カーキ?オリーブ?グレー?っぽい髪色、私好きなんです〜というか、自分が常日頃やりたいカラーでもありまして...

トキめいた〜



しかもそれに合わせて眉色も薄めにされてるじゃないですかぁ?もうやんばい

観劇した座席は後方だったので、肉眼だとどうかなぁって思ってたんですけど、後方でもしっかり見えるくらいで、むしろ私には後方で良かったのかも知れない

あんなの直近に来られたら観劇どころじゃなくなっちゃうし息絶えちゃいそうだ





台本を持つ手も相変わらず大きくて、、
てか、やっぱり背も高くて、
何もかもどこを見てもやられてしまいますな...

本っっっ当にかっこよかった



劇中に飲むお水も舞台上に常備されてるんですけど、
そういう仕草が素としても演出としてもあって、
セットが小道具と化してみたり、
いろんな状況における推しの姿が楽しめました



配信で見返すのが楽しみですとっても



配信では死命の方も観てみようと思ってます

朗読劇としての本懐の公演では、法廷のシーンや検事として動く佐方の部分がメインではなかったので、その辺は佐方赤楚衛二貞人氏に楽しませてもらいたいと思います



お相手が矢本悠馬くんなのがこちらとしてもなんだか運命的ですよね〜
ふふ

原作についても話したいけど、
今回は朗読劇についてというところで
この辺で一区切りにしたいと思います。
また長くなってしまいました...



(これぞホラーです)
(いや、まみむの本懐?)
(ボコすぞ)
案外ネタバレせずに書けたんじゃない?
どうかな?
ダメかな?笑
内容を知りたい方は原作を、
そして朗読劇について私が話したところは是非、
アーカイブ配信でチェックしていただければ

あくまでも私の感想に過ぎないので、
みな各々感じたものが正解だと思って
是非鑑賞済みの方も、配信待ちの方も
ゆっくりじっくり楽しみましょう〜

以上
やっぱり間宮祥太朗には敵わねぇな、
と思った日の出来事でした。
いつか勝ちてぇよなー、
何かねぇかなー、
(無駄に文章が長い選手権なら圧勝)
(間宮、いつでも受けて立つからな)