あと1回なんですね?
本当にそうなんですね?
ああ、朗報が一つ。
イグナイトの激長感想ブログもあと2回ですって。
(今回を含む)
去年に引き続き4月クール主演ドラマということで、
2年連続やかましい4~6月にさせてもろてます
(反省)
というわけで“最終章―前篇―”、はじめますね。
ネタバレ1000mg配合
(※程度を示すものではありません)
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いきなり法廷の母ちゃん。
おッ、今回は終盤に法廷って感じじゃないのね?
先に言っちゃうと、
10話は法廷からはじまって、間に補足シーンを挟んでくる見せ方になってたのが新鮮で、またグッと興味を惹かれるところもあり。
これまで毎話観てて思うけど、定番のシーンがしっかりありつつ、それらが毎話全く同じという訳でもなくて、飽きの来ない、毎回ワクワクできる演出として織り込まれているのもこの作品の魅力だなと思ってます
で、今回は、いつもなら終盤にドンと描かれる法廷のシーンがど頭から繰り広げられて、途中途中の重要なシーンが法廷での流れの間に組み込まれているという…
パン作りみたいな?
(違うと思うけども)
粉に水とか他の材料を少しずつ混ぜてコネてを繰り返して形を作っていって、極上のパン生地を仕上げてくみたいな。
え、違うか?
(違うな)
んで最高の材料で丹精込めて作ったパン生地をついに次週、“最終章―後篇―”で焼き上げて美味しくいただくわけでしょう?
(何か最後まで行きついちゃってるな?違うよ?)
ま、こんな例えはどうでもいいんですけどね。
焼き上がりが楽しみです
(着火した火で直火焼き♡)
(凹すぞ)
あのー、宇崎 stay st home 凌 めっちゃ好き。
(できない英語をミドルネームみたいに使うな)
仕事中はだいたいジャケットとか羽織物着てたり、長袖ばっかだから、実家のシーンで半袖スタイルの凌、オフ感凄くてメロいてぇ BIG LOVE
宇崎は母ちゃんにこれまでの経緯をいろいろとちゃんと話す覚悟でいたのに、母ちゃんが原告になることをあっさり受入れてくれちゃったことに拍子抜け宇崎の
『あッ』(・o・)⁉
がとても良かったです(笑)
見てるこっちだけがそのワケを知っているというこの仕組みも楽しいやーつでしたね。
知らないの凌だけ~
さてさて、
打倒石倉作戦会議
「バカか。それができんなら最初っからやってるわ!」
「証明できるカードが揃ってないの。今本マルを責めるのは危険!」
逸る気持ちの宇崎に対して、冷静に戦いを攻略しようとしている伊野尾ちゃんと高井戸、やっぱりしっかりしている。
2話の
「学習しろ!」3コンボを思い出したよ
7話で伊野尾ちゃんに“人が突っ走っちゃうときがどんな時かわかる”って言ってたくせに早速突っ走りそうな宇崎、愛おしすぎる
戦に例えてスラスラと説明する轟さんに、狙うべき足元は“湊中央バス”と、解釈一致の桐石さん
はぁ~ウザイノペアの車のシーンてもはや求めている構図過ぎてるよな~
「お父さんここで働いてたんだね...」
の伊野尾ちゃん、宇崎の心に寄り添う気持ちが見えて、仲間になったなぁって感じする
『初めて来たわ、親父の会社。』
の宇崎もさ、静かにグッと抑えてるけど心に抱える熱い気持ちを感じて、印象に残る。
このセリフ。
いい大人だし、子供みたいにメソメソはもちろんしない、どこかぶしつけな様なトーンが、自立した“息子”という空気を感じさせてくる。
後半の母ちゃんとのシーンと対比して観たいところです、ここ。
「気合入りすぎだって」
と一喝入れる伊野尾ちゃん、ほんとよくわかってる。
“宇崎って名前はそれくらい印象悪い・・・”
いや宇崎成長したって!!!
私が殴り込みに行くとこだったよ
胸糞すぎる
(ドウドウ...落ち着きたまえ。)
結局真実とは違う事でも、話がそれとして広がってしまえばあらぬ言われを被る人って沢山いるよなって。
このバス事故はそもそも裕生さんの過失として報じられてしまったから、誰もが真実をそう解釈してしまっているのは仕方のない、というと悔しいけど、疑う余地が無かったんだろうな。
でも虚偽の事実をバラ撒いくことって、すごく重い罪では?
嘘を報じて罪なき人を傷つけるって、そんな簡単に起こってしまって良いわけ無くない?
国が動いて警察を操作してやってんだから、
敵の悪がクソすぎる。
ああああああああああああああああ
俺も仲間に入れてくれえええええええ
(ドウドウ...不採用です)
エンタメとしてドラマと楽しんでいるけど、
今の世の中にも問いたくなるところも沢山あるね
最近何も信じられんもんな。
SNSで目にすることなんて特に。
AIが作ったものとかもゴロゴロあるし。
そしてそんな興味ないんだよなってことも多い。
カァァァァァペッ
(汚ッ!!!)
・
ほ、堀切さぁぁぁん
こんな真面目に仕事に向き合って、何を言われても真摯に取り組む姿勢を崩さない人、いる?
書き換えに気づいてからちゃんと自身の整備記録を写真に収めているあたり、リスクヘッジも素晴らしい...
自分の正を押し殺して、この人もずっと静かに苦しんでたんだな...
浜岡所長と音部の回想シーン
「死者まで出して、許されるんでしょうか...」
本来正当な?判断力、思考力を持っているはずの人間も、不利な極限状態に陥ると容易にその判断を捻じ曲げられてしまう怖さ。
権力にモノを言わせて平気な顔をしている悪が
市民の善を蝕む...
そして再尋問で宇崎に乗せられて?
尻尾を切られることを危惧した浜岡所長が自身の身を守るために暴露した。
人間の思考なんて、こんなにも容易に誘導できるものだ、とそのあっけなさにまた世の中を投影してしまうような。。。
ってことで、
カンパーイ
『試合に負けて勝負に勝つってこういうことだなー』
伊野尾ちゃんの
「拍手〜」
コールにお皿と箸持ったまま乗っかる母ちゃんほんと可愛いし、10話は母ちゃんらしさが見えるシーンもたくさんあってほっこりしたなぁ
失言を引っ張り出すための安全配慮義務違反でしたっと!
「あんなに緊張したのはじめてぇ〜」
「堂々とされてましたよ、息子とは大違い」
「え、やだもう〜」
バシッ
ここの高井戸!!!
最っ高なリアクションでしたな
素晴らしかったほんとに!!!
高井戸ってこう言う奴だよな、をすごい感じた。
高井戸だからこそのあの表情と叩かれ方というか。
宇崎純子母ちゃんこと、藤田朋子さんがブログでおっしゃるには、ここもアドリブが発端だったと...
みんな役として生きてる世界だから、
フィクションではあるはずなんだけど、
フィクションの中にノンフィクションを感じられるというのは、プロフェッショナルたちの技量に楽しませてもらっている視聴者としての喜びですよね
迫真の演技自画自賛宇崎に対して
誇張モノマネしだす伊野尾ちゃんは相変わらず最高だし、それが始まった途端に
『わ、でた』
と斜め上を仰ぐ宇崎
モノマネを続ける伊野尾
「あーイラッとしたわイラッとしたわ」
と2回言ってる高井戸www
そしてただ1人凌の自己評価にひたすら同調してる母ちゃん
笑ってモグモグし続ける轟さん
この祝勝会のシーン、テンポ感もすごい良くて楽しくてリアルで、何度も観たくなる
チーム力が強化されたピース法律事務所の個性が愛に溢れていて心が満たされた
そして、よく見ると、ドーナツ買いすぎな!笑
机の上に開いた箱があるのに、宇崎のデスクにまだ開いてないドーナツ屋さんの箱2つもあるよ?www
あとさ、不意に轟さんのデスクで暖かく灯るガラスの鳥さんが画角に入っているそれだけでこちらの心にもそっと火が灯るのです
「会えて嬉しい...」
小さな遺影にそう語りかける浅見さん。
「ありがとな」の轟さんも。
いよいよのところまできて、佳奈ちゃんの前で作戦会議を行うアダルトチーム、もうこれ以上言うことないけどほんとに
浅見さんの調査報告と次なる布陣
ここに高井戸が加勢してるのがまた
犯罪者坊やたちの真ん中の坊や、(言い方←)
2話でもラグビー部の薬物問題で高井戸に詰められてた人だよね!?!
使える駒だね〜今回もしっかりよろしく〜
(コラ)
「オッケー、覚えとく」
「こーら、イキがってると逮捕しちゃうぞ〜」
キャーーー
“ダークリーガル”なシーンでこれまた最高っ
浅見さんが執着しているものは、
“善良な市民の声を守る事”
ここ、“市民を”じゃなくて市民の“声を”ってとこが、良いよね。
目に見えている状況だけで判断しない感じ?
声を上げられないでいる人の声を聞こうとする意思があって、ピースと通じている信念が見えてよかった。
浅見さんはいつも心強くしてくれる
そしてここからですよね、
祝勝会と並んで大好きなシーン。
宇崎 stay at home 凌
(これから言いたい事台無しにすんのやめろマジで)
『怖っ!何で笑ってんの』
これさー、「怖っ!」っで始まる感じがめっちゃリアルで萌ゆる、、、仲のいい息子と母、という空気の中でも“息子”が良く出てますよね??
あと、上手く伝えられないですけどもとにかくなんかこう、刺さりました
(こういう会話したいしこういう返しされたいが詰まってたの。ごめん私の方こそ“怖い”ファンで←)
(マジでそれな。やめてくれよ)
原告として、ピースのやり方に賛同しながらもドキドキしたと振り返る母ちゃんに
『うん、ごめん』
と話し始める凌がさぁ、、、
母ちゃんとのシーンでの凌の声のトーンとスピードって、いつも優しくて穏やかで..特別な感じがする。
『普通なら消化できない気持ちを、無理やり消化して進んできた..』
『でもやっぱさ、どれだけ誤魔化しても、ここにある、何かモヤモヤって消えないじゃん?』
前回エピソード0ではね、轟さんの苦しみ悲しみが最もであるな、という感覚を抱きましたけども。
今回は更にそれに加えて
受けなくていいはずの非難の嵐に襲われた宇崎家の苦しみと言うのがどれほどだったかって言うのを考えずにはいられなくて。
無理やり笑って誤魔化してきたから、誤魔化しで軽く見えてしまうところがあったかも知れないけど、
本来宇崎家は、轟さんと同じ様に大切な家族を突然奪われた被害者であって。
それだけでもう十分すぎる程計り知れない悲しみだったであろうことは、9話の轟さんに重ねて考えられる。
でも、あの日乗客の大切な命を奪ったのは夫の、父親の過失であったと勝手に決めつけられ、そのずさんな決定をあたかも真実のように押し付けられ、非難の的にされた。
ただ家族を奪われたその深い悲しみだけに沈むことを許されなかった。
夫のせいで、父親のせいで、大切な人を奪われたという人たちがいると。そんなはずないと強く信じているのに、世間は真実を知ろうとはしない。
目に耳に入った情報だけで決めつけ、
世間は罪なき家族を叩きのめした。
抱える必要の無かった苦しみの重圧に押し潰されそうになりながら生きてきたんだなぁって、思ったら、、、
「あの事故は私たちからたくさんのものを奪ってった...。あまりに唐突で理不尽な別れ方だったでしょう。」
母ちゃんはそう言ったけど、
こんな一文に収まる感情な訳ないはずで。
そう話せるようになるまでにどれだけの時間と感情をやり過ごしてきたか…
『えじゃあ、俺が弁護士目指すきっかけになったのって...』
「轟さんよ。」
なんというストーリーなんだよ...
「母さんは、とっくに覚悟決まってます!」
自分が5年前から心に抱えている火種が、
実は母ちゃんもずっと抱えてきたものであったと。
誇りと家族を守るために戦える武器を身に付ける決意(猛勉強)をした宇崎だったけど、
母ちゃんだって戦う意志を、父親の無念を晴らしたい気持ちを強く持っていたこと、自分だけが1人戦おうとしていたわけではなかったこと、
家族の絆みたいな?
を感じて。
それに宇崎も、きっとどこかで少しは心細かったんじゃないかな。
計り知れない悲しみを抱えながら、ほんとに自分に母ちゃんが守れるのか?自分に親父の無念を晴らすことはできるのか?
必死だけど、どこかに孤独な不安があったんじゃないかなぁとも感じてて。
だから、
“今の仲間は最高だし”
と口にできた。
同じ悲しみを抱えてきた轟さんがいて。
信頼できる仲間はなんのかんの言いながら自分の気持ちを理解してくれて、一緒に戦おうとしてくれて。
今の仲間と出会えたことが、どれだけ宇崎を心強くしただろうって。
最終決戦を目前に、
“母ちゃんにどう話そうかな...”、というところで、
実は母ちゃんは自分より先に戦い始めていたと知って、
それまで心の片隅にあった不安の隙間が埋まった感じ。
そんな涙だったのかなぁって。
親父の会社に聞き込みで乗り込んだ時は
グッと抑えた息子としての感情を感じて
母ちゃんの前で見せた涙は
親を思う子の優しさと安心と、それから、もう一度父に会いたいと願う幼な子の様な脆さもあった気がして。
“親”に弱さを見せたくない気持ちと、溢れてしまう“子”としての素直さみたいなの。
上手くまとめられませんが、
深く深く響くシーンだったなぁ。
ほんっとに惹き込まれるお芝居で、、、
お芝居って言いたくないくらい。
そっと応援したい、できることなら一緒に戦いたい気持ちで、そこに生きている宇崎凌を見てました。
「じゃあ、揚げ物食べて元気出すよ!」
に母ちゃんの強さを。
消え入りそうな
『うん』
に宇崎の心を感じて
宇崎の信念と正義は父ちゃんから。
家族とか仲間って
大切なものが同じ人。
仲間が大切に思うことは自分も大切にする。
すごくシンプルだけど、
ピースにも家族にも共通して言えること。
母ちゃんの強さも父ちゃんの優しさも、その誇りも、ちゃんと受け取って育ったんだなぁ。
宇崎の暑苦しさの中に優しさがずっとあるのは
この10話を観て腑に落ちた
翌朝の切り替え
母ちゃんの
「当たり前でしょ?」
好きだなぁー
そしてここもね、先に引用してる藤田朋子さんのブログにありましたが、
「そんなとこで手ぇ拭かない!!!」
の母ちゃん
世の中の母ちゃんすぎたwww
凌の『はいはい』ももう、聞いてないもんね
母、「本当に聞いてんのっ?」
って言いたくなっちゃう
グッと心にくるシーンの後の、このほっこり気合いの入った朝がとっても心地良くて、安心と信頼のテンポとバランスです
大好きなシーンがまた増えたね
気合い入ってっから、出勤も1番、、、
じゃなかった!
「何見てんだよ、気持ち悪ぃな!」
良き口調で嬉しい
いよいよなので、
轟さんも気合い入ってます
『今日まで本当にありがとうございます!』
勾留から救ってくれた時の感謝もきっと含まれていて...?
母ちゃんの話を聞いて、より一層高まる宇崎の心
ここにあり
『あ俺...戦力になれてますかね?』
珍しく下に出てる宇崎、
轟さんへの信頼が確固たるものに変わった感じする。
“いつ大勝負が来てもいいように成長しとけ”
に対して、
“お前の成長も加味して、大勝負に出ることにしたぞ”
という意味で決断を知らせてくれたのかな?
きっと前よりもっと仲間としての気持ちが高まって、家族のためだけじゃなく、轟さんのためにも勝ちたい、と、より一層強く思っているでしょう
仲間の大切なものを守るために、取り返すために、これからチームで戦うんだよね。
もう家族だ
そしてついに登場しました、
GIテクノロジーズ
石倉とGI社長のクソみてぇなやり取り、最終決戦に向けてガソリン撒いてきたなって感じ
ここで千賀とも決戦になるという...
きっと見どころ満載の最終話となることでしょう
ラスト、BGMの音だけで1人ずつソロカット回してくのが、最終戦へのカウントダウンみたいで、、、
まさに10話は前篇で、
10話のエンドロールに当たるシーンは、
その回のラストから次週の触り、というより、
既に始まっているものを後篇へつなぐ道筋のような印象でした
はぁ・・・
明日で最後なの?
いや、まぁまだ、明日がありますから。
ひとまず後篇、
いざ