BLUEGIANT
(この記事、一回最後までまとめ上げていたんですが、htmlの容量オーバーとか何とかで保存できず、途中からの内容がパーになったので時期を延ばして、やっと打ち終えました〜本当は夏シンのリピ始める前に上げておきたかったんですけども、このタイミングで投下します〜)
感想はXでポストしたりもしましたが、
少々書き足しつつ、
備忘録としてこちらへも綴っておきます。
配信で2回と、最近運良く映画館のリバイバル上映に行けたので、今までに計3回観ました
映画館で観る・聴く、映像と音の迫力はとてつもなく、そして3人の感情がビシビシ胸に飛び込んできて、想像を遥かに上回る感動でした~~~
以下ネタバレ含みますので
閲覧注意でお願いします
---------------- キリトリ ----------------
この映画を観ようと思ったきっかけは
もちろん間宮くんで。
ただ、私も少しだけ
T.Saxを吹いていたことがあるので、
内容だけでも普通に楽しみでした
アニメ作品を声優さんではなくて
俳優さんが演じられることって
結構あるとは思うんですけど、
大/山田くん
雪祈/間宮くん
玉田/天音くん
3人が3人とも本当に素晴らしくて。
もちろん声優さんには声優さんの技量や魅力が沢山あると思うけど、
この映画では、普段全身で実写で演じている3人の俳優がメインキャラクターの声だけを演じているという…
音楽の躍動感をより盛り上げる様に、
心が震える、感情が湧き上がる
人間っぽさが感じられて、
友達同士の会話を聞いてる様な、
ドラマを見ている様な、
鮮やかな空気が流れていて、
すごく良いなぁ思いました。
やっぱり映画館で観た時の方がいろんな場面で涙が溢れて、先に配信で観た時はこんなに泣いたかな?ってくらい感情が高ぶった~。。。
COTTON'Sで雪祈が内蔵ひっくり返して魅せてくれたところで涙が溢れ、SoBlueでの玉田ソロでまた溢れ、JASSの最後でまた溢れ。
2回目以降は、その先の結末がわかっているからこそ心に響くシーンが増えて、更に涙が溢れ。
SoBlueを3日後に控えた日、バイトに行く玉田見送ってからの大と雪祈の会話が、その先の未来を映しているようで何度見ても心がギュッとなる
主人公は確かに大なんだけど、そこには揺るがない信念と存在があるんだけど、
一番感情を揺さぶってくるのは雪祈で。
そこに玉田が加わることでより人間同士の関わりが色濃くなって。
どのキャラクターも愛せるし、応援したくなるってところもこの作品の大きな魅力の一つだなと思ってます
とはいえ私は間宮くんファンとして観ているので、雪祈に焦点を合わさずにはいられず、、、
沢山感じたことを、以下。
雪祈は最初自信家みたいに見えるしそういう振る舞いをするけど、実はそんなことなくて。
大の持つ才能が大きな一枚の膜みたいなものだとしたら、雪祈の才能は一つずつ積み上げたレンガの壁みたいな。努力の積み重ねで。
雪祈が大と玉田に出会って触れたパッションや才能は、雪祈にとっては憧れでもある様に感じたな。
初心者から短期間であれまでに成長して見せた玉田への『上手くなったな』の言葉、エンドロールの後、大が世界へ進みだす時の電話越しの『ばーか』、どちらにも雪祈の悔しさ、切なさ、応援、憧れが垣間見えた気がして…。
それを踏まえて物語を振り返ると、雪祈がずっと目指し続けたSoBlueの舞台に立つという夢、それを掴もうと自分で動いて掛け合ってっていう姿がなんとも切ないというか。あくまでも雪祈のやり方で、雪祈なりに全力でやっているんだけど、それがマイナス方向に向かってしまうっていう、まさかの試練との対峙があって。
そういう行動ひとつひとつもまた雪祈が積み上げるレンガの一つで。確かに雪祈は音楽の技術レベルという点では秀でているし素晴らしいけど、雪祈自身が音楽を愛し表現したい気持ちを抱きながら、突きつけられた試練と、自分にはないものを持つ2人との関わりの中で変化するの心情が1番切なくて。。。
最後の最後に積み上げた壁(自信・夢)を事故で壊された雪祈が、JASSとしての最後に演奏できたのは左手だけ。悔しくも、冒頭で大と出会うきっかけとなった時の、右手だけで自信と余裕に満ちた演奏とは綺麗な対比となった。それでもその左手に込めた演奏は、それまで雪祈が目指していたものとは違って、まるで大と玉田の背中をそっと押すような優しさにも包まれていて…
音楽演劇文学美術ダンス、厳しい芸術の世界での戦いに挑む者にとっては、嫉妬や憧れを抱かずにはいられない物語でもあるけれど、自信に満ちていた雪祈がこの物語の中でいろんな感情に揉まれて変わっていく姿が切ないような、あたたまるような、そんな不思議な感覚を与えてくれました。
夢ってなんなのか。
本当に自分が思う夢の形は1つだけなのか。固執してしまって見えてなかったものが見えるようになることで、夢の幅って広がるな…と思ったりもしました。
失礼ながら私はまだ原作の方は勉強不足で、
雪祈の未来がその後どうなっていくのかはわからないけど、どうか右手を取り戻して、この一年半で得た経験が更に雪祈の音を豊かにし、未来で花を咲かせてくれたらいいなと思います
あとさー、オタクバージョンの感想も…
いいですか…
(駄目だと言われてもやるんでしょうよ)
声はもうええのよ。声は。
言わんでもわかる。言うまでもない。
うん。そうだよね。
ちびるよね。
(ちびりません。というかちびるのはやめろ)
強いて言うなら、
『おい、いつまで寝てんだ、起きろ!出かけんぞ!』
の雪祈ボイス付き目覚ましでお願いします。
(何を強いて何をお願いしているのか)
いや、でも連日夜更かししすぎるから
『まーだ起きてんのか。早く寝ねえと明日置いてくからな』
のLINE電話風ボイスメッセージでもいいですよ。
(つっこみどころしかないけど、まず明日どこ行くん?)
(そこはデートだろうがあああ!!!)
そして↑両方手に入れたあかつきには、
デート前日の夜更かしを叱られたのちの
翌朝起こされてからのデートっていう
一連の時間をお楽しみいただけます
(さっきからずっと何の話してるの?いい加減怒られろ)
そんで本題なんですけど、
雪祈、、ってさ、、、
手、、、デカいんだよなあああ
え、もうさ、それって祥太朗さんの手?
トキメキが止まらないんですけど???
(そのトキメキ止めてもらって大丈夫ですその手は沢辺雪祈くんの手ですので)
あとね、これは映画館で初めて気づいたんだけど、雪祈のLINEの大の登録名、
『チ〇コ大』なんwww
(念のため〇で表記しました←)
ここで一気に18歳の野郎どものおバカさを感じて良かった。
(決して下ネタが好きな訳ではありません)
(弁解すると尚のこと嘘くさい)
はい。脱線しがちでごめんなさい。
音楽の才能を持たない素人としては、音楽の世界を知らないことの強さと、どんな状況にあろうと仲間を助けたいという気持ちを体現してくれた玉田に寄り添いたくなったなぁ。
なによりね、
性格も実力も境遇も全く異なる3人だけど、
音楽と、Jazzと、もっと言うと楽器と、向き合うストイックさ、熱量、気持ち、これは3人の共通点で。
だからJASSの最後の演奏、描かれていたのは大が青く光っていた、って話なのかもしれないけど、私個人的には、大、雪祈、玉田の3人ともがそれぞれの色で青く光っていて、これは3人のBLUEGIANTの物語でもあったんじゃないのかなって、勝手に思ってます。
それくらい
3人ともに胸を熱くされました
そして!!!
リバイバル上映の鑑賞後は立川譲監督のトークショーがありました
海外での観客の反応とか国ごとのリアクションの違いの話とか。
SoBlueで雪祈が出演できなくなったことへお詫びするシーンで笑いが起こるらしいです!
そのことに詫びて返金しようとする腰の低い感じが如何にも日本人らしいというか、感覚がちがうから笑ってるんだって!!!
まさかすぎて面白いし、日本人て気にしすぎなんだな〜って改めて思いました。笑笑
こんな好き放題書いてる筆者も、実は気にしぃなので、Xで言えない言いたいことをここでボソボソやってるわけですが
あと映画制作の裏話とか。
カラー絵コンテみたいな?
(専門用語がわからなくてごめんなさい。)
いろんなシーンのサンプル画像みたいなのを沢山見せてくださったり、BLUEGIANT製作中のスケジュールがやばかった話とか。
客席からの質問コーナーもあったりして、楽しい時間でしたー
監督さんのトークショーなんて初めてだったけど、作品を受け取るだけじゃなくて、作った人から直接裏話を聴けるのってすごく面白いし貴重だなと思いました
ついでに、
何やら近々雪祈が作曲した楽曲が配信されるとかコミック発売のタイミングに合わせてるとか何とかで…あ、これこれ↓
https://x.com/bluegiant_bc/status/1760590501148074147?s=46&t=fvFHLuz4KihZiyT8NLZVgg
それは聴くしかないし、ジャケットの絵とか見たら、原作を追いたい気持ちがめちゃくちゃ高まってます
何からどう手をつけたらいいのか、、、
何を読めばいいのか、どうすれば読めるのか、、、調べなきゃ〜
そして最後にもう一つだけ言っておきたいんですけども、
“ボクらの時代”に山田くん間宮くん天音くんの3人で出演した回で、番組の最後に
『3人で今度は実写でも何かやりたいよね』
って話をしてて、、、
それだけ、なにとぞ
よろしくお願いします