だってさあああああああ!!!
声も好きだもん声が好きなんだもおおおん
(え、怖、まだ何も言ってないんですけど…)
戦争と平和 (War & Peace)
観ましたァ
ちょいちょいネタバレしながらになると思うので、閲覧ご注意ください!!!
2016年に放送されたイギリスBBC制作のテレビドラマ、そのメインキャラクターの1人
アンドレイ・ボルコンスキーの吹替えを我らが間宮さんが担当している作品ですね。
DVDはDISCが計4枚で、ドラマは1枚に2話分収録の計8話で構成されてます。
まああの、
率直に思ったことを噓無く書きますけど、
最初ね、というかそもそもの私の視聴動機が「間宮さんの声を聴きたい」でしかなかったので、アンドレイを演じる俳優ジェームズ・ノートンさんの容姿から発せられる声にしては、間宮voiceは王子様味が強くて、どうしても声だけ浮かせて聴き取っちゃって。
だから最初、役を演じる俳優の見た目とその吹替えの声との不一致感は若干あるなと思って観てたんですけど、誤解を招きたくないのが、それが演技が下手とか、動きに合ってないとか、そういう違和感は全くなくて。
単純に、アフレコ上手い。
自分じゃない他の人の動きにその人物として発せられる声を当てるのがめちゃくちゃ上手だなって思って。
だからたまにある、話題性だけで声の役をもらってるタレントの吹替えならではの、「あー」感?
誰の何を悪く言いたいとかじゃなくて、でもそういうパターンあるじゃないですか(小声)
そんなのでは全く無かったです!!!
声だけでも演技は上手いから、
心はちゃんと乗ってくるし
そ・れ・に!!!
この作品、ヒロイン「ナターシャ」の声が
なんと、ドラマACMA:GAMEより
コルジァ様こと坂本真綾様ァァァ
なのです
でね、声優さんって凄い・・・
って改めて思ったの。
当たり前だけどコルジァとはまた声が全然ちがくて
ナターシャは、誰からも愛される親しみやすい娘って感じの可愛らしくて危うげな声が素敵なんだけど、まさか同じ人からあの気高くしたたかなコルジァ様の声が生み出されているなんて…って思いました。
序盤は、アンドレイとナターシャの絡みあんのかな?って感じで観てたら、しっかり恋仲になっていて、(作品のメインビジュアルに載るメインキャラクターの2人なんだから、絡みが無いわきゃ無いんだけど←)胸アツでございました。
のちの照朝とコルジァの共演・・・
アクマゲ好きとしては堪らんでした
物語としては、作品のビジュアルにあるように、主に3人(ナターシャ、ピエール、そしてアンドレイ)がそれぞ違う境遇で同じ時代を生きたその生き様が描かれています。
でね、戦争と平和というからには
ロシア軍とフランス軍の戦線(ナポレオン戦争?)の描写、その合間に平和な時間も描かれつつ、同じ時間が流れる時代の対立とか愛とか友情とか正義とか欲望とか、いろんな立場で抱く感情、いろんな一面が、家族、恋人、友人、同僚、上司、部下いろんな視点で移り変わって、ドラマはドラマとして楽しめました。
終盤は、戦禍の悲惨さ残酷さが予想よりストレートに、というか割と序盤で構えていた感覚を引き裂かれる程痛々しく描かれていて、目をそらしたくなるシーンも多々あり…
それが現実だった時代があることへの恐怖と、自分の平和ボケ感が浮き彫りになって、内心救いを求めたくなるような、そんな気持ちも抱きつつ。
でも心に残るシーンもあって。
アンドレイとナターシャが心を寄せ合う時期はもうね、そりゃ良いんですけど
個人的には、ピエールが捕虜として囚われたときに出会ったカタラーエフとの時間が脳裏に焼き付いて。
一つのジャガイモを分け合うシーン、その後ピエールの心の寄りどころとなったカタラーエフの人柄と裏腹にその最期が苦しくて。
悪夢のような現実から目覚め、やっと食事にありついたピエールが空腹に急く寸前にカタラーエフのことを思い出す瞬間。正直ピエールにはこの時代と境遇のさなかに何ポヤついてんだとイラついたところもあったので、戦争を体感したことと、カタラーエフと出会ったことで彼自身が変わってくれたことが救いでもあったのかなとも思います。
ガチ感想なので観たことない方にとっては何のこっちゃだと思うけど
不純な動機で観たにしては、思いの外ちゃんとドラマの内容が心に留まってたことがうれしくもあり。
海外ドラマならではの非現実感、日本で言うと時代劇とか大河とか?に当たるものが、舞台が海外ってだけで全く違う世界の物語になる、人種だったり衣装だったり建物だったり、海外に行ったことのない私は尚更、幻想のような感覚にさせられて、それゆえの美みたいなものも感じたり。
あと、完全に推しマジックなんですが、
最初アンドレイ(ジェームズ・ノートン)を見たときに「この人かぁ…まあ、見た目的タイプではないかぁ。」と思ってたのに回を重ねるごとにカッコよく見えてきてwww
推しの技量だと思うんすけど、こんなこと言うのもなんだけど、元気な時のアンドレイより、弱ってしまった時間のアンドレイの声がもうほんとに良くて…儚くも色っぽくて魅力的でした
ノートン様のアンドレイとしてのビジュアル的にも、ボロジノでの戦いを経て少しやつれてからの乱れ髪アンドレイ、めっちゃかっこ良くて・・・6話だったかな?
戦線が近づいて家族がみな避難した後の屋敷を訪れるあたりのアンドレイ好きです。
(タイプじゃないとか言ってたくせに好きになってんじゃん←)
てか、白馬やねん。
アンドレイの愛馬、白馬やねん。
王子やん!!!
てことは王子様voiceで結果正解なのでは←
まあ、全部観終えた後にジェームズ・ノートンで調べて出てきた画像みて「ん?思ってたより好きかも?」ってなってる自分のチョロオタ感は再確認できました。
あとね、これはもう吹替え全く関係ないけど、特典映像も少しあって、読み合わせの時のものとか、メイキングとか、役者さんのインタビューとか、やっぱ作品の裏側の映像って良いなって思いました。
緊迫したシーンとか、作品が作り上げられた時間のオフの瞬間が見えると、こちらも心が和むし、作中では敵対してても裏ではニコニコ話してたり、そういうの、やっぱ良いっすよね
・・・
あー、
うん。
推し、
王子様voice出せるんよなあ・・・
洋画の吹替え良いなぁ・・・
良かったなあ・・・
また観たいし聴きたいので、是非ともそんな機会があるといいなと内心願ったり
自分の体で別の人物を憑依させて芝居してんのはもう言わずもがなだけど、
声だけを別の体の持ち主のものとして逆に憑依させた時の声色ってのは、間宮祥太朗(及びその役柄)の姿では聴けないものだなって感じてて。
演じるのが上手いから、
声だけを別の場所に当てる時にはまた違った一面(声色)を知れると確信して、そんなワクワクも新たに生まれたし、雪祈のことも恋しく思い出すなどしています。
あ!言うの忘れてた!
アンドレイのお父さん役、スラグホーン先生だったよね?!
…ってだけです。
突然現るハリポタ好きがお邪魔しました。
(言うの忘れたまま終われば良かったのに←)
レンタルで観たからもう返却しちゃって観れないんだけど、DISC3と4は戦禍が激しくなってしんどいところも多いから、もう一回DISC1と2を観返したくなってます。
1回観れば満足すると思ってたのに、
思いのほか、吹替えの虜です…
んぐぬぬ、、、
纏まりを見つけられないので強制終了します
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