こんばんは!


今日は最近読んだ本の紹介です!




『出版禁止 ろろるの村滞在記』


これは単行本だと、『いやしの村滞在記』というタイトルだったのですが、文庫化にあたり改題されたようです。


YouTubeとXで紹介されてたので、ずっと気になってました!



これはあらすじが難しいのですが、ざっくりとまとめてみました。(ネタバレなし)


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■奈良県のある地域で、白骨化された遺体が見つかった。

体を切り刻まれて湖の周りの木に張り付けにされ、そのまま鳥獣に啄まれて白骨化した様子。

この猟奇的な殺人は呪いの儀式なのか?




■ルポライターが奈良県のある村に取材に行った。

そこは『すくいの村』と呼ばれ、心に傷をおった人が共同生活をしていた。

ルポライターは怪しい宗教団体じゃないかと疑い、数ヶ月滞在したが、宗教じみたことは全くなかった。

村人たちは、ごく普通に生活をしていた。
取材中にも快く応じてくれている。

ただ、村人たちに共通していることがあった。


それは、みんな誰かを恨んでいるということ。


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ページ数も少ないので、早い人だと2時間くらいで読めると思います。

ただ、心へのダメージがすごいです…


人の恨みとは怖いものですね…
日々、ぼんやりと過ごしてるわたしには
ただただ恐怖の物語でした…


グロは少なめですが、本当に精神的にやられますのでお気をつけて。
あと、ラストの種明かしのあと、二度読みしたくなります(笑)



もうすっかり騙されていました…
いい読者だということですね



ホラー、ミステリー、サスペンスが大好きな方にぜひ読んで欲しい一冊でした✨