どこから来ましたか?

①教科書の基本文を全員がスラスラ言えるまで徹底的に練習

  →slow learnerばかりにfocusしているのか?

②指名されて答えられた回数を、その度に生徒が用紙に記入

  →先生が回収→数を換算し評価に入れる→評定にも入る

   ※事前に生徒への説明はしていない

③教科書の英文を日本語に直し、文法を丁寧に説明

  →教科書の音読は1回程度

 

➡︎その結果、6月初め「Lesson1 Section2」を進行中

 

昭和40年代ぐらいの授業はきっとこうだったんだと思います。

(私はまだ生まれていないので見たことがないですが。)

 

現代にタイムスリップして来たな!

 

どうして?

 

・理由(かもしれない。きっとそうだろう。)

 

①この先生は「非常勤講師」で、以前は民間企業でご勤務されていたらしい。ということは、学習指導要領なんて読んだことがない。

 

②学習指導要領を読んだことがないということは、「指導と評価の一体化のための学習評価に関する参考資料」の存在はご存知ないだろう。

 

③評価はしたことがない。評定の仕組みもご存知ない。

 

④非常勤講師や臨時的任用教員は、研修を受けないので、自分が何をどのように指導し評価するかをご存知ない。

 

⑤まあ、もしかしたらとは思っていたが、まさか本当に「ご採用」のお知らせが委員会から来た。「人手不足って本当だな」と、ご自身も思われたことだろう。

 

 

こんなことが、日本中で見られるのでしょうね。

 

文科省は、あと数年で少子化のために、教員数と児童生徒数がマッチしてくると言っていいる。きっとそれは正しいが、それまではこの悲惨な状態を続けなければならないのだろうか。

なんだか「教育の空白の◯◯年間」とかいう言葉が、10年後ぐらいに言われるのかもしれないと思っているのは、私だけだろうか。

 

教育委員会も知っている。とにかく、人員を確保して「穴」をあけない。厳しいことや難しいことを言ってしまうとすぐに辞めちゃうからさ。

 

誰でもいいんだよ。

その時間、その教室にいて、

何かやってくれれば。