授業改善に役立つ本の紹介

 

「成長する英語教師」髙橋一幸先生著

 

「抜刀道」という武道があることを髙橋先生のPCの画面に映る

日本刀の写真から知りました。

 このサブタイトルも武道ですよね。

 

成長する英語教師プロの教師の「初伝」から「奥義」まで

 髙橋先生は、昔は中学校の先生でした。ですから、お話の中に現場を知っているからこそ出てくる「単語」や「場面描写」があります。だからこそ、(少し怖いですが)髙橋先生のお話は説得力があり、私は納得することが多いです。

 

 この本は、初めて授業をする先生にも、ベテランと呼ばれる経験をもっている先生にも参考となる本です。もう一度、自分の「現在位置」を確認することができます。

 

 昔は意識してたことを今は忘れてしまっていることはりませんか。同じ言語材料だから、今回も3年前と同じにしてしまっていることはありませんか。生徒が変わっているのに、同じ「導入」や「展開」をしていませんか。

 ◆自分の授業を変えたいが、どこをどのように変えたらいいのか悩んでいる時に、とても役に立ちます。

 

第1章「プロローグ」:英語教師に求められるExpertise

第2章「初伝」:英語授業 基礎知識・技能トレーニング

第3章「中伝」:指導案分析による授業改善トレーニング

第4章「奥伝」:Professional Developmentをめざした

        授業改善能力育成シミュレーション

 

髙橋先生がご自身の体験や数多く参観してきた授業をもとに、とても多くの示唆が書かれています。全ては真似できません。しかし、授業改善の方向性は見つけることができます。

教師自身が変われば、いろいろなことが変わってきます。

 

教師が変われば、授業が変わる授業が変われば、生徒も変わる

                 「まえがき」より

これは本当です。

まずは、新しいことを3ヶ月やってみてください。

目の前の生徒の変容に、教師である自分が驚きます。

 

変わるきっかけが この本には 詰まっています。

 

是非是非、読んでください。

 

1人でも多くの英語好きの生徒を育てるために

笑顔で英語を学ぶ生徒を育てるために