CHAT  <みんな知ってることだけど確認>

 

CHAT    呼び名は色々とありますが・・・

Small talk  /  1 minute talkなど

 

要するに、(1)あるトピックや最初の質問の文の後に続けて

     (2)おしゃべり

 

これをやらないのは勿体ない。

本多敏幸先生のご著書を紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

 

CHAT?

「まともに音読もできないのに無理!」

「アルファベットを書けないのに無理!」

「生徒同士で話すことなんてないでしょ。それも英語で。」

「そんなことしたら授業が荒れてしまう。」

 

このように思っている先生もいますよね。

 

安心してください!

期待以上に話します。Thanks to 小学校英語!

 

対話表現は教科書にたくさん載っています。それを使って・・・

 

(1)再生をねらいにした音読をしましょう。

 ・意味がわかっている英文を音読する。

    (何言ってるのか分からないこと読んでもね・・・)

  ・それをCHATで使えることを生徒が気がつくと、音読が変わります。

  

(2)対話を続ける技術を紹介しましょう。

   <思考ツールの活用・マッピング

 ・相手の希望や思いに合わせて話せるといいですよね。

   (自分の思い通りに相手は答えないですよね。)

    ・思考ツール、マッピングは英語以外でも役立ちます。

   思考の整理、思考の言語化に有効です。

 

(3)パフォーマンステストに繋げていきましょう。

 ・話せるようになったらALTと本当に話してみよう!

  (本番のための練習➡︎ゴールがあるから頑張れる

   ・正確性や対話内容の深みが増してきます。

   やっぱり伝わる英語を身につけたい。

 

 1分から1分30秒で

 3回ぐらいパートナーを変えて(ロテーションにもバリエーションを)

 4人で話す形態もたまに入れて

 話題はいろいろあっていい

(光村図書 HERE WE GO!にはCHATの最初の英文例集が巻末にあって素晴らしい!)

 

騙されたと思って 2週間 やってみてください。

生徒が変わりますよ。その変わっていく過程が面白い。

「言いたかったけど 言えなかった表現」はクラス全員でSHAREする。

その時、先生は答えない。

生徒が持っている英語表現でなんとかできるように導く。

(ここはポイント)

日本語をパラフレーズする力の育成ですね。

 

 

 

CHATは、30年くらい前からやってます。紆余曲折ありました。

最後に、(私の周りの)英語の授業作りの歴史を少し・・・

 

「コミュニケーションへの関心・意欲・態度」という観点が学習指導要領に初めて出てきた時

いわゆる「対話活動」に大きく動いた時期がありました。

ぞれまでの「文法指導第一主義」からの脱却が流行しました。

 

しかし、振り子は大きく振れると 大きく戻ろうとします。

 

「対話活動重視」の動きに対して「文法をおろそかにするのか?」と言う意見が大きくなります

メチャクチャな英語を話してばかりで 通じるわけがない!

 

あの時、もう少し勉強していればよかったと思います

 

正確に使えるようなるまでには 「間違う」という時期を必ず通らなければならない

その間違える機会を奪ってはいけないのです

自分で間違えに気がつく機会を作らなければならないのです

 

そんなことは 今なら 皆さんご存知ですよね

 

残念です