※ツチアケビの直播き(菌従属栄養植物ラン科)※
ツチアケビ属のタカツルランは既に成功した。今回はツチアケビ其の直播に挑戦です。こんな記録は過去にないので例によって試行錯誤の繰り返しであったが、何と画像に現れたのは固い外皮破った種子が数か所に現れた。これは何所から見てもツチアケビ発芽の兆候である。識者のご意見を乞う。
ツチアケビの種子はタカツルランの種子のような大きな翼はないが培養ボックスの湿度によって種子の回りの翼が次第に大きくなり柔らかくなってそれに伴って種子の表皮も柔らかになってのではないかと推測する。この様な画像は後にも先にも見たことないのでこれはきっと発芽の兆候だと判断する。直播きして約一年の記録である。
※ツチアケビ属の種子の形状と発芽の様子※
人工栽培不可能とされていた腐生ラン。畑に蒔く野菜の様に種子を直播きして発芽出来ることを知った。一般ラン科の逆転の発想の直播の方法があった。勿論畑違えの林床の環境の畑であることは言うまでも無い。温室作ることも、出費をかかる事も無い。小難しい試薬を考えることもさらさらない。自生地の自然の環境を座して習得する、その一言につきる。従って「自生地の山を知らぬは」何もできない。ないものねだりである。がこの分野の経験者の共有メンバーが全国に十指程ほどいる筈だ聞くは一時の恥などと云うがやって見たいならそうすべきである。こっそりやっても何も出来ない筈、知識ではなく発見の連続なのだ。犬も歩けばの話である。共生菌のこと湿度のこと沢山ある。しかし何も心配する事も無い。どうしてもやりたいなら聞くべきである。偉らそうな事を述べたがタカツルランの件で言うならば開設者は花も、現地に行ったことも何も知らない。環境の全く違う遠地で発芽に成功した。
※ツチアケビの種子がどの様に発芽するでしょうか、大変に気になります。
ツチアケビ属の種子には翼(仮称)がある。一般ラン科の種子に比べて驚くほど大きい。これがランの種かと疑うほどである。恐らく昔はタカツルランの様に大きな翼だったのだろう。前項の左図は両者の実際の種子の画像で比較したものである。
タカツルランは沖縄地方の高山に生息するらしい。開設者は一切見たことないのでその花、そして其の環境は今だに全く知らない。ツチアケビは各都道府県の低山で良く見かける。風のない薄暗い林床を生息地になったのも、翼が小さくなった理由も納得である。最近の論説ではその種子の拡散は小動物(野鳥等)の糞によって運ばれていると言う、恐らく鹿や、ムジナ、ネズミ等によっても拡散されているかも知れない。
ラン科の発芽は一般に無菌播種によって行われているがツチアケビ属に関しての研究は少ない。種子の直播に関しては全く見ない。開設者は何故か腐生ランの直播きは出来ないかと云う疑問を持った。と云うのも腐生ランには手を出すべきではない、無意味な事だと言う巷の風潮もあった。登山を趣味としていたので変な植物に目を奪われてしまった。林床で花も無い、葉っぱも無い植物、細い茎の先端に埃のようなものが一杯詰まった殻を見つけた。クロヤツシロランと分った。一昔半も二昔前もの事だった。色々と調べた結果手を出すべきではないと言う理由も分った。しかし洋ラン等はむは以前からやっていたので飽きがきてしまったていた。
脱線してしまったが画像右図は胚の表皮が割れプロトコ-ムが見えてきた。前項の右図はタカツルランのプロトコ-ムでこれから植物体の発生に進むところのがぞうである。ツチアケビのカラ-色のプロトコ-ムの画像はこれ迄記録は無い、今後どのように変化するのか、其の進捗状況に注目したい。過去の記録であるが同属のタカツルランは草丈1.46mまで生長したが事故って折ってしまったが現地林床では草丈2m位で開花に至るとあるので残念な結末となった。ツチアケビの草丈は5~60cm位なので易しいのではと思っている。
※腐生ラン(菌従属栄養植物ラン科)にのめり込んだ動機
左図、以前にも添付したが林床で実際にクロヤツシロランの種子が発芽している現場を発見した時の画像である。この時の驚きと感動は今も鮮明に蘇る。
その当時野生ランが林床でプロトコ-ムになって発芽している現場を発見したと言う記事は全く見当たらなかった。その後の生活が変わったのは言うまでも無い。
洋ランならミカンやりんこやジャガイモ等数種類すりおろしてい培地を作ったがそれは光合成する一般ラン科のお話である。ならば腐生ランは何を培地にすれば良いかである。ヤツシロランのサイクルを勉強して何年も林床に通った。とどまるところ結局このクロヤツシロランの林床に其の種子を蒔けば良いに事に落ち着いた。そして林床播種実験が続いた結果、この腐果実(スギ玉)をかき集め蒔床を作った。しかしこの地域には大型野生動物、野生鹿、いのしし、がぬた場を作って生息していることも分っていた。何とか寄り付かない場所に数か所、掌のひらサイズの畑を作って種を蒔き数日おきにリックに水を詰め込み年間通い続けた。そしてその結果は大当たりだった。
まだまだ心配事は沢山あった。自然界では植物は年間サイクルで生長し、開花結実しいることは言うまでも無い、種子を採り蒔きしても発芽を見るには翌年となる。さあ~ご同輩どうするか。腐生ランの共生菌など目に見えるものでもない。現今になって
こんな談儀も生まれる始末。《ヤツシロランに挑戦したいがその共生菌を少し分けて欲しい》と、これには頭を抱え込む始末である。また《挑戦したがクロヤツシロン生えてこなかった》との問い合わせがくる始末。これらは気持は分るが腐生ランの特に其の共生菌(きのこ)の知識がたりないか挑戦しても飽きてしまうので成功は先ず無いと断言できる。
つづく
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