キャリアコンサルタントの勉強をしていて、一番好きになったキャリア理論があります。



それは、スタンフォード大のクランボルツ教授が提唱した「計画的偶発性理論」です。


 ⭐︎⭐︎⭐︎


「個人のキャリアの8割は予想しない偶発的なことによって決定される」ので、偶然を計画的に設計して自分のキャリアを良いものにしていこう!というポジティブな理論です。



上記の記事を引用します。


偶然を、より良いキャリアのチャンスにしていくためには、

予期しない出来事をただ待つだけでなく、自ら創り出せるように積極的に行動」する

「周囲の出来事に神経を研ぎ澄ませたりして、偶然を意図的・計画的にステップアップの機会へと変えていく」べき


そして、これを実践するためには、5つの行動指針が重要であると。

  1. 好奇心:たえず新しい学習の機会を模索し続けること
  2. 持続性:失敗に屈せず、努力し続けること
  3. 楽観性:新しい機会は必ず実現する、可能になるとポジティブに考えること
  4. 柔軟性:こだわりを捨て、信念、概念、態度、行動を変えること
  5. 冒険心:結果が不確実でも、リスクを取って行動を起こすこと

 ⭐︎⭐︎⭐︎


偶然をチャンスにする。

人生の不思議さ、夢と可能性、ダイナミズムを上手く言語化してくれた、素敵な理論だと思います。


人生を数直線上で捉えたり(学歴至上主義に代表される)、レールのように喩える人もいるように思いますが、人生の捉え方として可哀想な人だと思います。


もっと人間の人生は夢と可能性があるものなのではと思います。そう思うと、色々できる!


色々できないのは、意識してそう思わないからであって、可能性を自ら閉ざしていると言えるのではと思います。

自戒も含め、そう思います。


 ⭐︎⭐︎⭐︎


思い起こせば、僕が受験勉強に目覚め、偏差値40代から一浪して行きたい大学に進学できたのも、逆ナンがきっかけです。笑


夏期講習で東京の女子2人に声をかけられなければ、その後、受験勉強を真面目にやろうと思わなかった。

そう思うと、今の生活も、妻との結婚も、愛する息子の存在も、あの2人の逆ナンという偶然がなければ、無かったのかも!!


名前さえも分からない、ん十年前のあの子たちに感謝したいーーー



さて、これまでの人生を振り返ると、妻との出会い含め、様々な素敵な出会いや偶然がありました。


それらのチャンスを自分なりに、より良いものにできたのではないかと、我ながら自己評価しています。


僕にクランボルツ教授の言う、5つの行動指針が備わっていたとは思えませんが!!!