キャリアコンサルタントの勉強をしていて、一番好きになったキャリア理論があります。
それは、スタンフォード大のクランボルツ教授が提唱した「計画的偶発性理論」です。
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「個人のキャリアの8割は予想しない偶発的なことによって決定される」ので、偶然を計画的に設計して自分のキャリアを良いものにしていこう!というポジティブな理論です。
上記の記事を引用します。
偶然を、より良いキャリアのチャンスにしていくためには、
「予期しない出来事をただ待つだけでなく、自ら創り出せるように積極的に行動」する
「周囲の出来事に神経を研ぎ澄ませたりして、偶然を意図的・計画的にステップアップの機会へと変えていく」べき
そして、これを実践するためには、5つの行動指針が重要であると。
- 好奇心:たえず新しい学習の機会を模索し続けること
- 持続性:失敗に屈せず、努力し続けること
- 楽観性:新しい機会は必ず実現する、可能になるとポジティブに考えること
- 柔軟性:こだわりを捨て、信念、概念、態度、行動を変えること
- 冒険心:結果が不確実でも、リスクを取って行動を起こすこと
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偶然をチャンスにする。
人生の不思議さ、夢と可能性、ダイナミズムを上手く言語化してくれた、素敵な理論だと思います。
人生を数直線上で捉えたり(学歴至上主義に代表される)、レールのように喩える人もいるように思いますが、人生の捉え方として可哀想な人だと思います。
もっと人間の人生は夢と可能性があるものなのではと思います。そう思うと、色々できる!
色々できないのは、意識してそう思わないからであって、可能性を自ら閉ざしていると言えるのではと思います。
自戒も含め、そう思います。
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思い起こせば、僕が受験勉強に目覚め、偏差値40代から一浪して行きたい大学に進学できたのも、逆ナンがきっかけです。笑
夏期講習で東京の女子2人に声をかけられなければ、その後、受験勉強を真面目にやろうと思わなかった。
そう思うと、今の生活も、妻との結婚も、愛する息子の存在も、あの2人の逆ナンという偶然がなければ、無かったのかも!!
名前さえも分からない、ん十年前のあの子たちに感謝したいーーー
さて、これまでの人生を振り返ると、妻との出会い含め、様々な素敵な出会いや偶然がありました。
それらのチャンスを自分なりに、より良いものにできたのではないかと、我ながら自己評価しています。
僕にクランボルツ教授の言う、5つの行動指針が備わっていたとは思えませんが!!!