ジムで運動していたら、ふいに聴き慣れたメロディが。思わず泣けてしまいました。


Radiohead

「Fake plastic trees」


女性ボーカルによるカバーが流れたのです。



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1995年当時。セカンドアルバム「The Bends」を発表したRadiohead。


一風変わった、皮肉に満ちた歌詞。

美しいメロディ。

トムヨークの繊細なボーカル。

ハード「っぽい」ロック。

今のような世界的なロックバンドになるとは思いませんでした。


ただ、彼らの曲は僕の心を鷲掴みし、それからは、ずっと心の友のような存在でした。


6年前に書いた記事ですが、やはりレディオヘッドを話題にしていました。


アルバムを発表するごとに進化し、商業的にも成功する、ロック音楽の先駆者。現代におけるビートルズとも言える存在に感じます。




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「Fake plastic trees」は、皮肉、厭世観に満ちた歌です。

90年代に、これを歌うトムヨークの感性に尊敬の念を持ちます。


アコギから始まる曲ですが、どことなくクラッシック音楽のような神聖さを称えているようにも感じます。その上で後半はハード的になっていて、数分間のロックナンバーとしてまとめている。

よく考えられたアレンジに感じます。


矛盾に満ちた世界の雲の切れ間から、光が差し込むようなパートがあり、美しい。。


今の時代だからこそ、輝きを放つ歌だと思います。

ロックの歴史における、重要楽曲リストに入れるべき名曲だと思います。




If I could be who you wanted all the time .


この部分に特に泣けます。。。。



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ちなみに、レディオヘッドはロックバンドとしては珍しく、名門高校出身の高学歴ぞろい。

ケンブリッジ大卒のメンバーもいます。


トムヨークは、王族、政治家も輩出している名門エクセター大卒です。