連投すいません。。

 

ウェイン・ショーターさんが89歳でお亡くなりになりました。残念です。

 

ところで、小ネタですが、日本の女性シンガーのJUJUさんの名前の由来は、ウェイン・ショーターさんのアルバム「JUJU」からとったそうです。

Wikipedia によれば、翌日までにシンガー名を決めないといけないときに、当時精神安定のために聴いていたこのアルバムにあやかったとのこと。

 

 

 

 

さて、ウェイン・ショーターさんはジャズサックス界の巨人。

マイルスデイビスのバンド、ウェザーリポートなどでの活動が有名ですが、僕の好きなスティーリー・ダン、ジョニ・ミッチェルなど、ジャズ以外のジャンルの音楽への参加も積極的。

 

見た目は、怖そうな方ですが、それぞれの音楽への対応力、柔軟性と、そんななかでも、しっかりと確固たるオリジナリティを、頑固なまでに出しているところが、すごいなと思っていました。

 

ウェインショーターさんは、ジャズの可能性を広げた方だと思います。

ウェイン・ショーターさんのアルバムで僕が一番好きなのは、以前このブログでも紹介しましたが、1975年に発表された「ネイティブダンサー」です。

 

ブラジル音楽とジャズを融合させた名作です。

 

奥様の勧めで、ブラジル音楽の重鎮、ミルトン・ナシメントと共演したアルバム。

 

アルバムジャケットが笑える。

ウェインショーターさんの、若干無理矢理な笑顔と、アルバムの明るい雰囲気のコントラスト。。

 

一曲目が特に好き。童謡のようなスタート。

(ところで、僕は童謡は最高峰の音楽だと思っています)

 

懐かしさを感じるメロディ、ミルトン・ナシメントのベルベットボイス。

変拍子を感じさせない、リラックスした雰囲気。

ショーターさんのサックスが深みを出す。

 

 

 

 

当時としては、画期的な作品だったかも。

 

でもそういう周辺情報関係なく、ただ聴いて心地よいし、落ち着いて物思いにふけることもできるし。

 

本当に名作中の名作だと思います。

 

ご冥福をお祈りします。