僕の妹は、某旅館で若女将をしています。

彼女は可愛いトイプードルを飼っていて、時々実家に連れてきます。何回か僕も対面し、ボール遊びをしたりしました。

僕の実母は犬が好きで、トイプードルの◯ちゃんにメロメロです。


母と電話で話した時、「Aちゃん(妹)が猫を拾ったの。◯ちゃん(トイプードル)もいるのに。」と。

困った様子で教えてくれました。

実家では、知らない猫が庭に侵入し排泄するので、猫は天敵扱いなのです。


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さて先日、妻と一緒に実家に戻ったとき、妹も来ていました。コロナ影響もあり妹に会うのは久しぶりでした。


◯ちゃん(トイプードル)もいて、久しぶりだったので最初は警戒していたけど、思い出してくれたようで一緒に遊びました。


すると妹。


「お兄ちゃん、この猫見て。拾った子猫。」と。

子猫の動画を見せてくれました。


三毛の子猫。すごく可愛いーーー。ヤバい。


恐らく生まれて間もなく、人間に可愛がられたのか、子猫だからなのか、とても人懐っこい様子が動画から伝わってきました。(読んで頂いている方に見せられず残念)


「最初から、ちゃんと所定の場所で排泄するし、◯ちゃん(トイプードル)とも一緒に遊んでくれるし。

この子ホントお利口さんなの。


誰かに大切に育てて欲しいんだけど」


あれ?飼ってくれ!とアピールしてる?



妻も僕も猫は好きです。

息子も大好きです。

よく岩合さんの猫歩きを見ているし。

モフモフ好きだし。

 

案の定「お兄ちゃん、どう??」と。


飼いたくなり、妻の方をチラッと見ると、ダメダメ!・・・・という顔をしている。。。


そこで、その日は大学のサークル活動をしているだろう息子に「Aおばさんに、子猫飼わないか、プッシュされてる」とメールすると、


「可愛いと思うけど、絶対にダメ」


と速攻で返信が。


その後、「僕が大学卒業した後もダメ」と。


そして、最後に息子らしい返信が。


「家族になった後、死んでしまった時立ち直れなくなるから絶対にダメ」


と。


そう。

彼が幼いとき、ザリガニを「ニガリザ」と名づけ飼ったのですが、元気がなくなってきたので、元の住処に戻すことにした、という出来事があったのですが、ニガリザとの別れに相当心を痛めたようで、それからというもの、生き物を家で飼うのを「ニガリザと離れたことを思い出すからダメ」と、拒絶するようになったのでした。

カブトムシなど、虫もダメでした。


だから予想できる反応でした。


妹にも「飼いたいけど、ごめん無理だ。Kが絶対ダメだし」と謝りました。


「ザリガニとの別れがトラウマになっているかも」と言うと、妹「え?ザリガニ??」と。驚いてました。


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家に帰る途中の車の中で、妻に「飼うって言いかけたでしょ。ダメよ絶対。飼う判断をするからには、相当な覚悟をしないとダメだから。責任が伴うし、Kも絶対ダメだし」と怒られました。。


というわけで、引き続き岩合さんの番組やモフモフで我慢します。。。