息子受験勉強に関して、彼のディープな固有情報を語るのはやめようと思いつつ、ごく一般的なことは語りたいと思います。

 
勉強の薬についてです。
 
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7月〜9月。部活も思い通りに行かず、勉強も捗らなかった息子。思い起こせば、結構荒れてました。
 
ずっとイライラしてました。
 
まず、もう他の部の人々は、引退しガンガン勉強している。自分も頑張らねばならない状況は自覚している。
 
やらねば、と言っている。
なら、頑張ればよいだけじゃん★
親からすればそう思う。
 
しかしそうならない。
 
頑張ればよいだけじゃん★
この「だけ」が、回っていかない。
 
何故か。
本人に聞くと、彼の言葉で言うと「萎えているから」とのこと。
端的に言えば自分にガッカリしているから、ということだろうか。
 
だからこうなる。
 
「萎えている」→頑張る気力が起きない→頑張るだけ、ができない→良い方向にいかない→余計に萎える→更に頑張れない→イライラする
 
「萎え萎え悪循環サイクル」です。
 
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一方、現在。そこそこ精神的に安定し、気力も出て、頑張っているように見えます。
 
何故かなーと思ったら、やはり「萎えている」
の部分が改善してきているからかなーと感じます。
 
5つくらいポイントがあるかなーと思います。
 
1.第三者に褒められ、励まされた
通っている塾のスーパーチューターに褒められ、励まされたのが大きいかも。
 
それも、こんな一言だったようです。「Kは英語が出来るんだから、他をもっと頑張れよ!お前を絶対現役で受からせたいんだから。」
身内より、第三者に褒められ、励まされたのは大きいかも。
 
2.わかりやすい短期目標にまずは向かった
また「次の○○模試。それをターゲットに頑張ってみな。」と言われたことも大きかったかも。
先のことを考えすぎるより、他の人と自分を比較して萎えるより、まずは○○模試に向けて頑張ろう!それに向けて、○○をやろう、と分かりやすい目標にまずは向かったこと、これも昨今の精神的安定になっているのかなーと
 
3.結果に納得できた
その○○模試の結果が返ってきた訳ですが、スーパーではなかったものの、本人としては、現時点では納得のいく状況だったようです。
「○○は、今勉強中のところだから、そんなに取れなかったのは仕方ないけど、○○は頑張ってきたところだから、点取れて良かった」  
 
4.他人と比べて、くよくよしなくなった。
他人は関係なく、自分が納得できるか。
自分に自信がもてるか。
今、英語に自分なりの自信をそこそこ持てていることが、他の科目への頑張りにつながっているように思います。
 
5.周りの友人の影響
これも大きいです。友人が頑張っているので自分も頑張らなきゃと。
自習室で勉強に励んでいる友人からの刺激、スタディプラスなどで友人の勉強時間などを見て、刺激を得ていたようです。
 
この5点で、息子は今のところ、「萎え萎え悪循環サイクル」から脱却し、「頑張るサイクル」になっています。
 
あとは入試本番まで、そのサイクルが続くか。
そして勉強が間に合うか。。。。
(別の記事で語りましたが、実はこの後、また「萎え萎えモード」に落ち込むことになります・・・・・)
 
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まとめ。
勉強の薬。
やはり、モチベーションを生むための原動力としての「自分なりの自信」なのかなーと思います。
 
他人と比較せず、自分なりに頑張って、自分として納得できる成果を上げる。その成果に自分なりの自信を持つ。
 
思い込みでも、そのマインドを自分に与えてあげて、「萎え萎え」から脱却することが大事だなーと思います。
 
だから親としても、「萎え萎え悪循環サイクル」にならないよう、モチベーションの維持に努めたいと思います。