前日の嵐のような春の雨から一転、

金曜日はまたまた素晴らしい晴天でしたね。


畑の庭の陽光桜が満開です。


金曜日はふつう友の会の活動日なのですが

春休みということでお休みです。

毎週金曜日は友の会であれこれ用事をひっかけてバタバタしてたのに、きょうは何もないよ、という日になると何だか調子が狂っちゃう←ワーカーホリックか!(笑)


そういう時は家の中を片付ければいいものを、つい本を手に取ってしまう。


まとまった時間が出来たら、したいことは読書かな。

林真理子さんの「平家物語」をようやく読みすすめました。

やっぱり面白い!


新入学の中学一年の時、担任の先生がよその中学から転任したばかりの美術のすごい活気的で気鋭な先生でしたんよ。

そのK先生、運動会の時は「郡上踊り」を企画されたんですよ。

運動場の左右に対角線上に踊りながら入場する。

これで「ソンデッセー♪」という今でも忘れられない踊りになりましたけど、有名な盆踊りだったんですね。


それから秋の文化祭には生徒を集めて舞台劇を企画され、演目が「青葉の笛」。

「平家物語」の「敦盛の最期」でした。

まだ「平家物語」がなんじゃらほいと訳わからなかった頃、源氏の武将熊谷直実と平家のまだうら若い美形の御曹司平敦盛の一之谷の決戦のお話し。

一般ぴーぽーのワタシたちは

♪いちのたーにのいくさやぶれ

うたれし平家のきんだーちあわれー♪

を歌い盛り上げましたが←まだ覚えています

いま考えたら何も知らない中1の時に、すごいものを刷り込まれたなー、と先生に感謝ですー。


そんな思い出のある?「平家物語」。

林真理子先生の「大原御幸」の本を見つけました。

「平家物語」の大原御幸は

建礼門院徳子が壇ノ浦で身を沈めようとしたのに、引き揚げられ、平家一門の鎮魂のため京都大原に蟄居、のちに後鳥羽院が訪ねていくお話しです。

ようやく大原御幸の意味がわかって見つけたのがこの本、2015年の出版でした。

ワタシその頃何をしてたんだろー。

すっかりこの著書をすっ飛ばしていました。


この「大原御幸」はそんな平家物語の中のストーリーではなく、全編関西弁の夫婦二人の独白で

高名な帯の図案家の物語でした。

着物や日本舞踊や京都に熱中されていた林真理子先生の面目躍如の作品ですね。

あっという間に読み上げてしまいました。


あー、林真理子先生の「平家物語」よかったわー。

てか、この日は金曜日でしたのね。

気分はすっかり土曜日で、夕食の時、テレビの「人生の楽園」を観ようとしていた如庵でした(汗)


よい一日を祈ります。


NO WAR!