ひやー、梅雨明けと同時にこの地方は連日外気温度は35度です!

熱中症警戒アラートはきょうを含めて連日4日間も続いています。


この日の午後は図書館で図書館利用者サークル連絡会の総会がありました。



総会は順調に終わり、続いて総会記念講演会があり、講師に「山頭火ふるさと館」の館長を迎えて

「漂泊の詩人種田山頭火の生涯」というテーマでお話しをお聞きしました。


防府市民としては山頭火を知っているようであまり知らない、です。

地元防府ではムカシは大金持ちでそれが先代の放蕩で母親が自殺それから家が没していきます。

山頭火自身あちこち放浪し地元では乞食坊主と蔑まれていたのです。

ま、それが故永六輔氏の研究で現代にカミングアウトされたみたい←このお話しは今回には出ていません。



この日のお話しの中で初めて知った俳句。


「このみちや いくたりゆきし われはけふいく」

この句は高倉健の最後の映画の最後にスクリーンに出てきた、という。


もう一つ、

「濁れる水の 流れつつ 澄む」


うーん、この句にちょっと感動。


山頭火自身はあまり褒められた生き方していないけど、だからこそ漂泊の人だったのですね。


この日は種田山頭火のことをあらためて知ったよき日になりました。


よい一日を祈ります。