怒涛のような年度末年度始めを経て、いまはドカンと空いた自由時間を楽しんでいます。
とくに午前中に予定がないとすごく時間に余裕がうまれますね。
そうなると、けっこう自堕落に過ごしてしまう如庵でございます(笑)
毎朝観ている8時からの韓ドラは自室のベッドに戻って観るというテイタラク(笑)
時間がある時によく読み返す小説があります。
谷崎潤一郎の『細雪』と、もう1冊はこれ、
有吉佐和子の『悪女について』。
『悪女について』はどこから読んでも面白い。
あ、『細雪』もそうゆうところありますね。
『悪女について』は当時テレビドラマにもなってて、
ドラマについていろいろ検索したらある方のブログに行き着いて無断でお借りしました。
1978年のテレビ朝日系のドラマでした。
私はまだ20代で有吉佐和子ファンの母(当時50歳)と一緒にテレビ観てましたわー。
あの頃はテレビは一家に一台よ。
家族で観るしかないわよね。
そのドラマが面白くてー!
主演が影万理江さん。
この女優さんこのドラマのあと数年して亡くなられたの、それもなんかドラマの続きみたいでよく覚えています。
原作は週刊朝日の連載から。
ドラマはすごい俳優さんが出演なさってた!
よく覚えているのが没落華族の烏丸遥子役の草笛光子さん、もと芸者で現在は大物政治家の後妻役の山田五十鈴さんらと麻雀している場面。
オープニング場面がクリムトの「接吻」の絵画でそれも斬新でした。
本当に面白かった!
やはり有吉佐和子の原作が上手いのよ。
近年沢尻エリカ主演でドラマ化したけど、あんなもんじゃないわ、と1978年版をリアル視聴していたシニアは不満ですわ。
よい一日を祈ります。