友の会は新年度スタート。

きょうは友の会の4月例会でした。



友の会の例会とは月初めに毎月一回『羽仁もと子著作集』を読書、その感想を述べ合い友の会の志を高める会です。

友の会の主宰者羽仁もと子は無教会派のクリスチャンでした。

例会もキリスト教的な礼拝のようなあらたまった清い雰囲気の中で進行します。


四月は『真理のかがやき』から「ある朝ある昼ある夜」を読みました。

この箇所は新約聖書の詩篇8からの引用でした。


この箇所を選んだのは前年度の総リーダーさん。


羽仁もと子はこの著作のなかで「われわれの間のみにくい争いや、むごたらしいいがみ合いの絶ゆる間がなく仇敵怨恨の積もりつもってくるのは、天地な神秘の中に、おさな心の欠乏のためであろう」と書かれてあって、いまのウクライナ情勢のことに思いあたります。

ちのみごやおさなごのような無垢な心を持つ人が天国に近い人、というのはよく聖書の中で述べられていますね。

昭和11年に書かれた著作ですが、まったく旧さを感じさせません。

聖書はその時代時代の人間が読んでも変わらぬ真理をみせるからなのでしょう。



この日もおだやかな春の日。

二十四節気では「清明」に入りました。

万物の生き生きとした様子を表した「清浄明潔」から来ている言葉です。


暖かい日を存分に享受し、良い一日を過ごしたいですねー。