旅行家でジャーナリストだった兼高かおるさんがお亡くなりになりました。


兼高かおると云えば世界の旅。
日曜日の朝、私の幼少の頃よく観ていた定番番組でした。

その頃「狼少年ケン」が朝8時15分からやっていて…


この画像があったー!弟もいたのでよく観てたなー。
このアニメを観て弟とお習字の教室に行っていた。


兼高かおるさんは私の母たちの世代だったんですね。
1928年昭和のはじめころにお生れになった。
(母がちびまる子ちゃんのお母さんみたいだったので同年輩とは全然気が及ばなかった  笑)

「兼高かおる世界の旅」はお習字から帰ってから観てたなー。パンアメリカン航空の提供でまだ海外旅行とか夢のまた夢みたいな世界で、いいとこのお嬢様然とした兼高かおるさんがナレーションの相手役の芥川隆行さんと「…でございますのよ」と云う東京の山の手言葉でお話しされていた。エキゾチックな美人でお金持ちでどんな高貴なお生れかしらと子どもココロに憧れていました。


ご結婚もなさらずに晩年になっても社会貢献されて、雰囲気も日本のおば様じゃなく欧米婦人ぽかったのがカッコよかった。黒柳徹子さんと女学校がおなじだったとか、、、兼高かおるも黒柳徹子も本当に話し言葉に品があって美しい。
彼女が亡くなられて美しい日本語が一つ消えたのがさみしいです。

パンナム航空もいつしか倒産したんですのよね。

時々わざと乱暴な言葉を使いたがる如庵ですが、それっていい歳してイタイよね。反省してます。

兼高かおるさんを見習って言葉をていねいにと思うわたくしでございました。

兼高かおるさんのご冥福をお祈りいたします。