一期一会の心を忘れてはならない | 香港ギアのブログ

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香港での気付き。

今日は立春

 

2月3日の立春は、124年ぶりだそうです。

 

昨日は豆まきをしましたか?

 

邪気をはらったので、良い一年になるコトを祈ります。

 

心一新で、新しい気持ちでのぞむ。

 

 

わたしは常日頃、"一期一会"を大切にしています。

 

以前から、諸先輩方々から一期一会の意味を聞いていたが、

イマヒトツ、実感がありませんでした。

 

しかし、

エフワン(F1)と香港での生活を経て、

ある日、実感することと、なりました。

その日をさかいに、目の前にいる人とは、

一期一会の言葉の意味を噛みしめてます。

 

わたしはFormula Oneの観戦が大変好きです。

実際に現地入りも、

日本が二回、シンガポール、開幕戦のオーストラリアが各一回あります。

 

当時は年間、15戦程度、

今年は23戦

 

観戦する方は、楽しみが増えます。

開催する側は利益が増えます。

しかし、実際にレースを行うスッタフ達は本当に大変です。

春から、毎月、平均で二つの国へ出向く。

自国どころか、自宅に帰ることもままならない。

それが冬まで続く。

※夏休みは帰れるかもしれないが、

一般的な家族と比べると、やはり、家族と過ごす時間が圧倒的に少ない。

 

わたしはに出張は一切なく毎晩自宅に帰宅する。

 

F1のスタッフさんは本当にかわいそうだと思う。

そのため、F1観戦はわたしは真剣に観ます。

彼らは、レースに全てを賭けてる。

わたしはソファで座って、リラックスしながら。

彼らは、終わっても自宅に帰れず、

再来週には別の国へ行かなければならない。

 

 

それから、

わたしは、お仕事のからみで、日本からの出張者と接する機会が多かった。

彼らはお金を使い、日本からわざわざ、飛行機でやってくる。

ホテル代も使う。このバカ高い香港のホテルへ。

そして、限られた時間の中で、

自分たちの商品を売り込む。

鰹節や昆布、日本酒、海苔、中には自分自身を売り込みにきた方もいらっしゃった。

わたしはその姿を見て、これは一期一会ではないか?

商品を売り込む、その商談はいたずらにしてはいけない。

彼らは明日には空港へ行って、日本へ帰国しなければならない。

商談の如何によっては、もう二度と来てくれないかもしれない。

そう考えるようになった。

 

そのあとからは、彼らがもう一度香港へ来るように、

商談が成功しそうな相手を選ぶようにあれこれ考えるようになった。

 

 

人と人の出会いと別れは突然である。

 

後悔しにように、一期一会の心を忘れてはならない。

 

2021年2月3日水曜日立春