こんばんは。プロ家庭教師で算数本の執筆もされている熊野孝哉先生の新刊が先月発売されていました。

遅ればせながら拝読しましたが、中学受験当時に何冊も読み参考にした熊野先生の算数パワーアップの秘訣が一冊にまとめられていて、算数で中学受験に勝つための必読書だな!と思いました。


このブログでも何度も書きましたが、難関校合格には算数が命運を握ると言っても過言ではありません。

特に今5年生以下のお子さんでしたら、この本は算数先取り学習方法の参考になると思いますので超オススメです。

早いうちに算数が得点源になると、かなり気が楽になりますよ〜

特に親の気がw


ということで、以下に熊野孝哉先生ホームページより目次引用しておきます。

コレだけ読むと、サピックスとか塾以上のことなんて無理だわ…って思うかもしれませんが、ウチはほぼ同じくらいのことを実際できましたし、算数で勝ちました。

まずは試してみるのも良いのでは?


中学受験 開成合格率79%の東大卒家庭教師・熊野孝哉が公開する算数で難関校受験を成功させる99の戦術

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1章:予習の進め方

1:塾から言われる「予習禁止」は守らなくていい
2:自宅学習の効率は「授業を何%理解して帰宅するか」で決まる
3:予習は「昨年度の塾教材」を使用するのが手っ取り早い
4:予習では内容の2、3割を理解できればいい
5:予習は「仕分け」する感覚で行う

 

2章:先取り学習の進め方

6:成績が安定してきたら、予習から「先取り学習」に切り替える
7:偏差値55を超えたら、先取り学習を開始する
8:先取り学習は自宅学習でも十分できる
9:先取り学習の教材は『予習シリーズ』がおすすめ
10:『予習シリーズ』は、応用をカットして基本のみを行う
11:先取り学習では、基本問題を80%解ければいい
12:『予習シリーズ』は2年分(6冊)を9か月で終わらせる
13:先取り学習で、塾の成績が下がるケースもある

3章:教材の使用法(基本~標準)

14:先取り学習が終わったら『四科のまとめ』に直行する
15:『四科のまとめ』の1巡目は「仕分け」に徹する
16:『四科のまとめ』は、1問3分で90%解けるまで反復する
17:理解できない問題は、とりあえず解法手順を暗記する
18:『四科のまとめ』の5章(速さ)は正答率が低くてもいい
19:『四科のまとめ』が終わったら『プラスワン問題集』で実力を底上げする
20:『プラスワン問題集』の問題の古さはネックにならない
21:『プラスワン問題集』の1巡目も「仕分け」に徹する
22:『プラスワン問題集』の解説を精読して、思考力を強化する
23:『プラスワン問題集』が終わったら『ステップアップ演習』で知識を強化する
24:『ステップアップ演習』で、学習全般が効率化される
25:『ステップアップ演習』は、難易度のバラツキに注意する

4章:教材の使用法(応用~発展)

26:『ステップアップ演習』が終わったら『中学への算数』を開始する
27:『中学への算数』は「日日の演習」のみを行う
28:日日の演習は「1大問10分」で行う
29:日日の演習は「完答」にこだわらなくていい
30:日日の演習の解説は「理解できる範囲」で理解する
31:日日の演習の解説と同じ解法でなくてもいい
32:日日の演習を5年生で行う場合は「和と差」「規則性」「場合の数」から始める
33:日日の演習の2月号と3月号はパスしてもいい
34:難関校受験生は、日日の演習をできれば3年分(30冊)行う
35:日日の演習の2年目は、1年目の70%の負担感でできる
36:手応えの悪い分野は、日日の演習を追加で行う
37:日日の演習の図形分野で苦戦したら『図形の必勝手筋』で知識を補強する
38:『図形の必勝手筋』の平面は難易度B、立体は難易度Aまでを早めに行う
39:日日の演習で余裕が出てきたら「学力コンテスト」に挑戦する
40:学力コンテストは「究極の思考系対策」になる
41:学力コンテストは「1大問30分」以内で行う
42:バックナンバーの「解説読み」で効率的に思考力を強化できる
43:「発展演習」は、直前期の実戦演習に使える
44:6年生の夏休みに『必ず解きたい算数の100問』を行う
45:『必ず解きたい100問』は、日日の演習より難しい
46:『必ず解きたい100問』は「不利にならない」ことも目的になる

5章:過去問演習

47:志望校の過去問は、6年生前半から少しずつ行う
48:古い過去問は、5年生後半から行ってもいい
49:開成過去問(2005年)を5年生10月に行った場合の正答率
50:四谷大塚「開成・桜蔭入試同日体験」の実情
51:古い過去問は、四谷大塚の「過去問データベース」を活用する
52:過去問を6年生後半に行うと「解いたことのある問題」が発生する
53:過去問の復習では「解けたはずの問題」のみ解き直す
54:得点データを順位に置き換えるとイメージしやすくなる
55:「捨て問」を頑張って理解しても、あまり意味がない

6章:学校別模試

56:学校別模試を積極的に受験する
57:実力テストで難関校の合格可能性を判断することは難しい
58:学校別模試は複数回の結果で評価する
59:学校別模試は、科目単位で「対ボーダー」の状況を確認する
60:ボーダー偏差値を知らず、不安になっているケースも多い
61:開成は正答率30%以上、桜蔭は45%以上を取れているか
62:「正答率の低い問題」の正解は、差し引いて評価する
63:開成模試のおすすめは、サピックス、希学園、グノーブル
64:桜蔭模試のおすすめは、サピックス、早稲アカ、グノーブル
65:筑駒模試のおすすめは、サピックス、エルカミノ・ジーニアス、希学園
66:学校別模試・実力テスト・過去問の1つが悪くても、十分に合格可能性がある
67:なるべく5年生から学校別模試を受験しておく
68:他塾の学校別模試は、入試本番のための「メンタル強化」にもなる
69:学校別模試は、できるだけ試験会場で受験する
70:会場受験より自宅受験で結果が下がる受験生は、意外に合格している
71:学校別模試の「精査」は解説を読む(聞く)前に行う
72:学校別模試の復習は、無理に行わなくてもいい
73:学校別模試を多く受けると「難関校向けの時間配分」を体得できる

7章:首都圏の難関校入試

74:聖光、豊島岡で「番狂わせ」が起こりにくい理由
75:聖光志望者は開成模試、豊島岡志望者は桜蔭模試を受けておく
76:早稲田と海城の優先順位に差がないなら、人気の下がった方を受験する
77:麻布と女子学院は、算数の苦手な難関校受験生にもチャンスがある
78:渋幕の算数は「守り」に徹する方が上手くいく
79:本番に弱くても「練習校」を多めに受験することで対策できる
80:12月に海陽を受験することで、一足早く「入試本番モード」になれる
81:西大和の合格は「強力な精神安定剤」になる
82:栄東A日程の「規模」を経験すれば、後の学校はそれ以下になる
83:「東大合格者ランキング」で実績の下がった学校は狙い目になる
84:最大チャンスの2月1日に「チャレンジ受験」はしない方がいい
85:「合格可能性80%偏差値」ではなく「合格可能性50%偏差値」を確認する

8章:その他(過去の執筆記事など)

86:「日日の演習と学校別模試のフル活用」で最新の入試傾向に対応する
87:合格者平均点を取れなくても合格できる
88:データ非公表の難関校は、学校別模試で「立ち位置」を確認する
89:「解法力」が落ちた状態での実戦演習は効果が薄い
90:短期間で改善できるミスもある
91:速さは「投資対効果」が高い分野
92:「夜型受験生」の朝勉強は効率が悪い
93:公立との二択で迷うなら、延納を検討する余地がある
94:本番1週間前の過去問演習で「想定外の不合格」を避ける
95:思考系対策は6年生の秋以降に効いてくる
96:筑駒の思考系対策が難しい理由
97:難関校合格者の多くは「目先の結果」を犠牲にしている
98:インプット中心の学習と思考力
99:「思考力勝負」の受験生は、過小評価されていることが多い


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