こんばんは。中学受験用語で並走・伴走とか自走とか言いますよね。
親が教材を与えたり勉強時間を管理したりするのが並走や伴走?
子ども自ら何をどれくらい勉強するのか決めて取り組むのが自走?
って理解することにして、ウチは自走してくれるように受験勉強に対する意識づけや勉強以外のサポートに徹するようにしていました。
セミ自走って感じです。
サポートは、受けるべき模試の検討・申込み・付き添い、模試の結果の分析・振り返り、たまに塾の送迎やお弁当の用意などです。
自宅学習では、そろそろ勉強しなよーとか、マンスリーの範囲は確認したの?とか、模試の復習はしたの?とか、理社はちゃんとやってるのー?とか、様子を見て尻を叩く系の声掛けまでにして、実際に何をやるかはこぶた君に任せていました。
終盤では、中数のあのテーマの月をやりなよとか、少し言っちゃいましたが。笑
というのも、長男の時はプリントの整理や大量コピー、朝晩の教材準備、それに取り組む計画づくりなども頑張りましたが、正直かなり大変だし、ここまで手伝っているのに何でサボったりするんだー!ってイライラして空気を悪くしてしまったりと、関与しすぎるのもあまり良くないなと反省したからです。
それでも志望校には入学できたので良かったですが、次男のこぶた君の時はなるべく我慢してお小言を言わないようにしよう!と心に決めて受験モードに入りました。
このセミ自走が有効かどうかは子どもの性格にもよりますね。
こぶた君は親にアレコレ言われるのを嫌うタイプだったので、セミ自走の方針で良かったと思います。
自尊心をくすぐり、競争心を刺激して、やれば出来る!を繰り返して実感できるように誘導していくのは大変でしたが、親子ケンカの回数は長男の時より格段に減って穏やかな日が多かったです。
もちろんケンカすることもあったので、その時は却って熱くなってしまいましたが。苦笑
で、結局のところ、どの程度の自走ができていたのでしょうか?
こぶた君はリビングまたは隣でつながっている部屋で勉強していたのですが、サピックス授業や他塾模試(浜学園や希学園)の解説動画をiPadで観て復習するときは隣の部屋でした。
たまに画面をチェックしに行くと、そーっと指先が動いていましたが、YouTubeが開いているわけでもなく、後でこっそり履歴を確認しても怪しいものはありませんでした。
うんうん、よく頑張っているなー。
イマドキの子は動画で勉強とか便利だなー。
とか思って感心していましたが、、、
受験が終わって間もないのに、
何故かYouTubeの倍速視聴の操作がスムーズ…
何故かゲームの進捗が早い…
何故か以前から使い慣れている様子が所々に…!
「実は隠れてやってたでしょ?」
って不意に言ってみたら、ニヤニヤして黙っちゃいました。
きっと親の目を盗んでコソコソ息抜きしていたんでしょうね〜
気付いて指摘した後はやっていないと思っていたけど、うま〜くバレないように遊ぶ術を身に付けていたんだね〜
もう今さらなので怒りませんけど!苦笑
もう少しだけ関与していれば、4科目の仕上げバランスも改良できたのかもしれませんが、正解は分かりませんね。
ということで、我が家のサンプル1しかありませんが、
親の理想通りの自走をしてくれる子は存在しないのでは?
というのが結論です。
受験が終わったいま、数学の問題集とか買ってみたものの、遅々として進みませんし。苦笑
いくつか買った数学の本だけは読んでくれているようなので、まあ良しとしましょう!
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