クロマメノキです
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浅間ベリーという大実選抜品種らしいものを購入しました

クロマメノキは日本の広い範囲に分布しており、主に高山帯で見ることができます。

花期は6月頃に、今年伸びた枝の葉腋に花をつけます
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(この個体はすごい花付きがいいですね)

ブルーベリーは花芽と葉芽が独立していますが、スノキ属の植物にはこのパターンの花のつき方をするものがいくつかあります。ビルベリーなどもそうですね(日本には自生していませんが…)

花の形もブルーベリーが鐘型に対して、クロマメノキは壺型に近いです

実は9月頃に実をつけます。野生種にしては実が大きく1.5g程はあると思います
(実の写真がないので撮れ次第追加します)

紅葉は美しく、自生地では欠かせない存在です
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湿原側の紅葉している灌木がクロマメノキです


用土はココピートにパーライト、少量の鹿沼土 鉢は15㎝不織布ポット

土選びに関してはいろいろ思うところがあって、こいつは湿地にも砂礫質の土壌にも自生するんです。購入した際も硬質鹿沼土単用のポットに植えつけられていました。
なので土壌適応性はそれなりにあるのでは?と考えています。まあ鹿沼土単用だと水切れが早そうなのでピートモス、ココピートなどを用いた方が無難だと思います。
もちろん通気性の確保も必要ですね


余談ですが2006年頃にハイブッシュ、ラビットアイとの交配に成功しており、中には有望そうな個体も作出されているようです。接ぎ木も可能です。クロマメノキは交配に関していろいろ面白いやつなのでまた別にブログを書くと思います