海外の人、寿司が旨いと思ったのはいつ? | yomiuriのブログ

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今日はこれから病院に行ってくるので、その前にふと思ったことを書いてみた。

日本食がけっこう海外でもマニアレベルからポピュラーなものになりつつあると思う。
日本食の代表として一番初めに思いつくのがお寿司。


私が子供の頃は生魚系が好きでなく特に赤身や光り物がダメでイカやタコしか食べれなかった。
父がさばいたかつおの刺身に寄生虫を見て以来よけいにダメになってしまった。

20歳過ぎてから赤身の寿司も食べれるようになった。
寿司のネタは一度冷凍されたものが殆どなので安心したことも食べれる要因なった。
それでも赤身とか光り物はなるべく避けてしまっていた。

30歳も過ぎたときに仲間と車で連れ立って静岡のとある回転寿司屋に行ったことがある。
チェーン展開している回転寿司屋ではなく個人経営のようで、広くないカウンター1つをコの字型に客が座る(家族向けテーブル席もある)ようになっていた。
トロからどんどん品切れになる人気店だった。
ここで初めて中トロを食べた。
ネタも大きいしネタが口の中で溶けるという体験にびっくりし、第一に初めて「旨いっ」と思ったのだ。
しかもネタの大きさと旨さの割に安いので、もう一度あの店で食べたいとずーと思っている程だ。
生魚嫌いな人でも、本当の美味しさを知れば好きになれると思うのだ。


まして、海外で寿司屋を開こうなどと最初に考えた日本人って本当に度胸のある人だなと思う。
乱暴な言い方をすれば、生の死んだ魚をのっけた米を海外の人に食べろって事でしょ?海外の人にとって寿司は罰ゲームのようなものである。
海外の人にしたら得意の「野蛮人」の食べ物でしかないはずだ。
そんな完全アウェイの海外に踏み入って寿司店を始めた最初の人は、本当に魚、寿司というものを愛し、その旨さを世界の人に知ってもらいたいという一心で海外に出ていったのではないだろうか。
そういう思いが海外の人に徐々に伝わり、寿司の美味しさを理解してもらえるようになっていったのだと思う。そうやって海外進出した先人の心と技があって今日の日本食人気があるのだろう。
もし儲けが先という考えで進出していたら今の日本食は理解されていなかっただろう。


海外で日本食が人気とはいえ、まだまだ生魚もしくは魚自体を毛嫌いする人も多い。
YouTubeには、寿司を口にするが吐き出してしまう動画もある。店に失礼だしマナーがなってないし嫌いなら店に来るなという意見もある。でも大人になって初めて生魚を口にするのだから正常な反応と思う。今度はもっと美味しい店を探してまた食べて見ればいいのだ。そうすれば突然美味しさに目覚めるかもしれない。


※ 人間って贅沢なもので、一度旨い寿司を食べてしまうと、今まで食べていた寿司が旨いと思えなくなることが厄介だ。
チェーン店が決して不味いわけではない。むしろおいしいと思いながら食べている。
そうやって食べながらも、あの時食べた美味しい寿司のことを思い浮かべていたりするのだ。