先日NHK BSプレミアムで、美と若さの新常識~カラダのヒミツ~「お酒は

 

"老ける"毒 若さを守る対策術」という番組が放送されました。

 

 

番組にはアルコール依存症治療でも有名な久里浜医療センターの樋口 進 院長も出演し

 

ていました。

 

観た方いらっしゃいますか??

 

 

 

今日は、番組を視聴して色々感じた事を記事にしていきたいと思います。

 

よろしくおねがいします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

突然ですが皆さんは薬物(麻薬や覚醒剤の意としての)に対しどういう印象を持たれ

 

ていますか?

 

 

 

 

 

危険な物?

 

 

やってはいけない物?

 

 

 

 

 

 

薬物の有害度を表すのに海外医学誌のLancetが以下の様に順位付けをして発表してい

 

ます。

 

 

1位:アルコール(有害ポイント72)

 

2位:ヘロイン 55

 

3位:クラック 54

 

4位:覚醒剤 33

 

5位:コカイン 27

 

6位:タバコ 26

 

7位:大麻 20

 

8位:MDMA 9

 

9位:LSD 7

 

10位:マジックマッシュルーム 5

 

GigaziNE

「飲酒はヘロインやコカインよりも有害であることを示す薬物別有害度グラフ」より

http://gigazine.net/news/20101101_alcohol_more_harmful/

 

 

 

この記事の中で、「クラックやコカインはアルコールより中毒度は高いが、アルコー

 

ルは非常に広く使用されているので最も有害であり、毎日アルコールを渇望する何十

 

万もの人々がアルコールを得るために苦労している」と元主任薬物アドバイザーの方

 

がおっしゃています。

 

 

 

ランクの基準になった「有害」というは、薬物自体の中毒性だけではなく、使用した

 

個人が社会へ及ぼす悪影響も合わせた意味としている所が印象的で、説得力がありま

 

した。

 

 

 

「個人と社会とその両方への有害度を足すと、アルコールはヘロインやコカインより

 

も有害、つまり最も有害な薬物である」という事になったそうです。

 

 

 

そして「現在の薬物の分類体系が害悪度との関係をほとんど持っておらず、だからこ

 

そ本当に有害なものは何かということを示したということになり、特に個人への害と

 

社会への害を分離することが重要である」ともしています。

 

 

 

 

こういったデータや、そして個人の経験からもそうですが、僕の中でお酒は完全に

 

「薬物」以外の何物でもありません。

 

繰り返しますが麻薬や覚醒剤の意味としての、です。

 

 

 

 

 

ここでちょっと、番組内VTRで流れた街頭インタビューのコメント等の文言中に出て

 

きたお酒や飲酒という言葉を「薬物」に変換してみようと思います。

 

 

 

「男は居てほしい時に傍に居ないがお酒はお金さえ出せばいつでも隣に来てくれる」

 

 

「男は居てほしい時に傍にいないが薬物はお金さえ出せばいつでも手に入る」

 

 

 

「楽しい時も辛い時もお酒を飲む」

 

 

「楽しい時も辛い時も薬物をやる」

 

 

 

「お酒がなかったらヤバい」

 

 

「薬物がなかったらヤバい」

 

 

 

「お酒を愛する人に明るい未来は待っているのか?」

 

 

「薬物を愛する人に明るい未来は待っているのか?」

 

 

 

 

「お酒は百薬の長」

 

 

「薬物は百薬の長」

 

 

 

「やっぱりお酒はやめられない」

 

 

「やっぱり薬物はやめられない」

 

 

 

「お酒はほとんど毎日飲みます。若い時より量は少し減ってはきましたけど…。

 

ただもう飲む時はがっつり飲みます」

 

 

「薬物はほとんど毎日やります。若い時より量は少し減ってはきましたけど…。

 

ただもうやる時はがっつりやります」

 

 

 

「お酒飲みに外に出る」

 

 

「薬物やりに外に出る」

 

 

 

「お酒とつきあう大原則は〜」

 

 

「薬物とつきあう大原則は〜」

 

 

 

「カメラさん、一緒にお酒飲みましょうよ〜」

 

 

「カメラさん、一緒に薬物やりましょうよ〜」

 

 

 

「朝からお酒飲んでる時が幸せ。今日休みだー!っていう」

 

 

「朝から薬物やっている時が幸せ。今日休みだー!っていう」

 

 

 

「お酒は適量を守りましょう」

 

 

「薬物は適量を守りましょう」

 

 

 

「お酒の適量ライン」

 

 

「薬物の適量ライン」

 

 

 

「お酒飲むの?」

 

 

「薬物やるの?」

 

 

 

「お酒大好きです」

 

 

「薬物大好きです」

 

 

 

「お酒は何飲むの?」

 

 

「薬物は何やるの?」

 

 

 

「お酒は何でも全部飲みます」

 

 

「薬物は何でも全部やります」

 

 

 

「1週間の適量飲酒に挑戦」

 

 

「1週間の適量薬物に挑戦」

 

 

 

「週末の夜、周りの人達がとても楽しそうにお酒を飲んでいる 中、自分だけ飲まな

 

 いのがとても辛かった」

 

 

「週末の夜、周りの人達がとても楽しそうに薬物をやっている中、自分だけ出来ない

 

 のがとても辛かった」

 

 

 

「もうすぐ夏本番。美味しいのはお酒ですよねー」

 

 

「もうすぐ夏本番。美味しいのは薬物ですよねー」

 

 

 

「私からお酒を取ったら何が残るのかと…」

 

 

「私から薬物を取ったら何が残るのかと…」

 

 

 

「いいお酒をゆっくり味わうようにすると良い」

 

 

「いい薬物をゆっくり味わうようにすると良い」

 

 

 

 

…何か、こうして「お酒」を「薬物」に置き換えてみるだけでもちょっとコワイ…。

 

 

 

この変換する行為は自分への戒めになるなと思いました。

 

こうしてお酒に対する印象を好ましくない方へと変えていく事の効果は多分大きいん

 

じゃないか…と。

 

 

 

もちろん、お酒を上手に嗜める人は素敵なお酒生活を送れば良いと思いますし、ま

 

た、そんな人が羨ましいな〜とも思います。

 

 

憧れです。

 

 

 

 

あ、そうだ、番組の中でこの歌も流れてた…。

 

 

 

 

もう完全な薬物中毒ですよね。

 

薬物やれる喜びに溢れています。

 

 

聴いているとお酒を飲む事がとても滑稽に思えてきて、オカリナの飄々とした音色が

 

またその滑稽さを高めているようにも感じます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

適量とされる1日の純アルコール量は男性20g、女性20g未満とありました。

 

 

僕が好きなお酒でいうと、

 

・ビールなら500ml

 

・ワインならワイングラス2杯(グラス1/2弱)

 

たったこれだけ。

 

 

無理無理無理無理。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アセトアルデヒド(生体には猛毒)から出来る老化の原因ともなるAGEは、ラットの

 

場合約4週間アルコールを断つと肝臓から消えていくのが実証されていると説明ありま

 

したが、ラットの月齢をヒトの年齢に置き換えると(単純比較は出来ないそうです

 

が)…

 

 

離乳    1ヶ月(ラット)   6ヶ月(ヒト)

 

思春期   2ヶ月          12歳

 

成長終了  6ヶ月          18歳

 

成熟    12ヶ月         30歳

 

繁殖終了  15~20ヶ月                50歳

 

老齢    24ヶ月                       60歳

 

高齢    36ヶ月                       80歳

 

 

と調べたところにあったので、これに当てはめて考えてみると4週間というのはヒトで

 

いうと大体半年。

 

週に1~2回休肝日を設ければOKといった話にはならなそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

ブラックアウトの話題に移った時、その中でMCのフットボールアワー後藤さんが「朝

 

起きるとテーブルの上にラーメンが4つ出来上がっていた」と言っていたのには笑いま

 

した。

 

本人は全く記憶がないらしいです。

 

まあ、そうですよね。

 

 

 

 

 

VTR出演のお酒が大好きだという女芸人のツジカオルコさんにとても親近感が…。

 

 

毎日かどうかは語られていませんでしたが、彼女はお酒なら何でも飲むそうで、乾杯

 

のビールから→ハイボール→焼酎→ワイン…と流れていくそうです。

 

 

分かるわぁ~。

 

 

ちなみに医師の勧めでレコーディングにトライしていたのですが、そのノートの文字

 

がすごく綺麗。字が綺麗な人って魅力的。。。

 

 

 

 

 

スタジオゲスト出演の遠野なぎこさんにも親近感…。

 

1週間の飲酒量、やっぱりかなりのものでした。

 

 

休日の朝は起き抜けにまずウォッカをクイッと流し込み、食道から胃にかけてのカ

 

ァ〜ッと熱くなる感じを楽しんでいるそうです。

 

 

分かるわぁ〜。

 

 

あと「お酒飲む時のおつまみは?」の質問に対し、「お酒と1対1で向き合いたいから

 

一切食べない」との答え。

 

 

 

そうそう、飲んでいる時は余計なもの入れたくないんだよね。

 

分かるわぁ~。

 

 

 

AUDITというWHOが作成している簡易的な依存症診断テストでも周りのゲストを大

 

きく引き離すぶっちぎりの高得点ぶりだったんですが、ただ、びっくりしたのは、

 

 

 

「過去1年間に飲酒によって日常生活に支障をきたした事は?」

 

「過去1年間に飲酒後の罪悪感や自責の念にかられた事は?」

 

 

 

という設問に対する回答が共に「経験がない」というものだった事です。

 

 

 

これには「え〜、本当??」ってなりました。

 

 

 

僕は罪悪感や自責の念にかられまくります。

 

お酒を飲んだ翌日後悔しなかった事なんてほぼない…。

 

 

 

 

 

皆さん自分は依存症ではないかどうか心配していましたが、お酒飲みたいという気持

 

ちが沸く時点でみんな依存症だと思います。

 

あるのは各々程度だけで。

 

 

 

 

 

 

 

1週間の中で休肝日を設けるというのは日本では肝臓を守るという考え方が主流だが、

 

欧米では依存を防ごうという考え方の方が主流だ、とありました。

 

でもそれ、休肝した翌日からはまた飲むんだから依存の解消に結びつく考え方ではな

 

い様な…。

 

 

休肝日に関して言えば、休肝したんだから&明日は休肝するんだからという大義名分

 

で逆に酒量が増えてしまいませんか?

 

 

僕はまさにそういうタイプです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

以上、番組を視聴しての感想でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

今日も読んで下さってありがとうございました。

 

 

毎日暑いですね〜。

 

ではまた!

 

 

 

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

 

COUNT

 

・僕の口座残高が底をつく日まであと23日

 

・断酒再開から12日経過/前回継続期間約30日

 

・カフェイン生活再開から12日経過/前回未摂取期間46日

 

・禁煙再開から6日経過/前回禁煙期間約180日

 

・1日1食開始から約10年と3日経過

 

・糖質制限/MEC食再開から68日経過/前回継続期間約180日

 

・今日はうんち出ていない/前回のうんち翌日から5日経過 

 

 

 

 

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