姑は私達が結婚する際、義実家の水回りを一式リフォームした。
当時、義父は何かにつけて
「この家は将来息子にやる、4人で住むにはちょうど良い。上の部屋2つ自由に使っていいぞ」
と、恐怖のセリフを吐いていた。
同居を避け、自分達の家を買うと、今度はあれこれ家の比較を始めた。
義実家は某有名メーカーの注文住宅。
リフォームもそれなりにお金がかかる。
水回りのリフォームも最新機器にした為、建て売りの私達の家より性能が良い。
姑「あなた達の家のトイレは自動で蓋が開くの?」
私「開きません」
姑「ふふふ」
姑「食洗機はついてるの?」
私「はい」
でも、食洗機は、我が家はビルトイン食洗機。
義実家のは、義理姉が食事を作ってもらう為に、姑に買ってやった後付けのものだった。
姑はすかさず
「あー、壊れたら修理代かかるわよ」
この声のトーン、細木数子の「地獄に落ちるわよ」のトーンやん。
自分の持ち物が人より劣ると、対抗心を剥き出しにしてくる。
姑「食洗機なんて使わなくても、三人分なんてすぐじゃない?チャチャっと洗いなさいよ」
使うことさえ許されないのか。
使うけど。
姑「あと、何か家電は買ったの?」
私「貯まったポイントで、ルンバの安いのと交換しました」
姑「あっそ」
想定内。
姑「私の叔母は、電子レンジが出たばかり頃の、何十万とするものを持っていたのよ」
もはや、姑の話でもない。
そこまでして、私にマウント取りたいのか。
姑よ、電子レンジの使用率なら、負けないわよ!