コンピュータが今ある世界最速の一無量大数倍の奴が出来たとして、
その究極の電子頭脳を教育して、
この世の神とならせるのと、ただの人とならせるのとじゃ、
きっと前者の方がやさしい。
時として宗教上の神様は作り物らしく、常に単純で分かりやすい。
人間の願い事をただ機械的にかなえてくれるそんな便利屋さんとして、見なされる事も多い。
でも人間はどうだろう。たとえば動物図鑑には、チンパンジーやら犬やらアルパカ?やらの
生態が意外と細やかに述べられているではないか。
そんな風に第三者が、つまり人にあらざる物がこの図鑑に「ヒト」の章を追加した場合に、
一体どのような生態が述べられるやら。
実はもう既に先例があったりする。
最近行かなくなった、近過ぎて遠い、ご近所の動物園の一角に、
「人間(ヒト科)」なるおりがジョークで配されている。
そこにどんな解説が書いてあったかは忘れたが、
現実の人間の、生態とはあまりにかけ離れてる事は間違いない。
例えば飼い猫なんかが、図鑑に載ってたりする客観的な説明のやつに、
全然似ても似つかなかったりするように、
事実は解説より奇なり。