■ミラノ発 マッターホルン麓の街 ツェルマット2泊3日の旅
2024年の3月31日（日）はイースター（復活祭）です。
イースターとは、イエス・キリストの復活をお祝いするお祭りのことで、キリスト教圏ではクリスマスやハロウィンと同じぐらいのビッグイベントになります。復活祭の前の金曜日はグッドフライデー、翌日はイースターマンデーとして地域や宗派によって祝日としています。イースターの時期になると春らしいパステルカラーのタマゴやうさぎの置物を見かけるようになります。実際にヨーロッパでは、地域によって気候は違いますが、イースター休暇頃から樹々も芽吹き、日増しに暖かくなってきて観光地も元気になってきます。2024年は偶然ですが、イースターとサマータイム（夏時間）開始が同日になりますので、時差が7時間になる日です。
さて、スイスもまた春の訪れを祝うイースター祭りが各地で開かれます。スイスではチョコレートが「主食」のように日常的に消費されるお国柄ですが、チョコレートでできたイースター・エッグやイースター・バニーが街中至る所で見られます。ウサギや卵は子孫繁栄や生誕の意味が込められているのでしょう。フランス、ドイツ、イタリアの文化圏を共有するスイスは多様性の国ですが、仕事を休んで家族や仲間と休日をエンジョイすることは今も昔も変わりません。
ツェルマットはアルプスで最も名高い観光地の一つです。環境に配慮したガソリン車乗り入れ禁止のリゾートで、静かな環境と清らかな空気が保たれています。なんといっても見どころは標高4,478mのマッターホルンでしょう。凛とそびえるその姿から「アルプスの女王」と呼ばれています。雪に覆われ尖った峰はひときわ美しく、その姿を一目見ようと世界中から多くの人々がやってきます。夏は4000メートル級の秀峰をハイキングしたり、ロープウェイや登山鉄道でグラマラスな山風景を楽しめます。晴れた日の朝、名峰マッターホルンを拝むと、なんだか人生が豊かになったような気になります。これらの魅力が壮大なアルプスの世界です。
「ミラノ発 マッターホルン麓の街 ツェルマット2泊3日の旅」は鉄道と宿泊をセットにしたイタリアをベースにした小旅行です。ミラノとツェルマットは車で走れば200㌔程度で日帰り圏内ですが、ツェルマットに着いたらどなたも1週間くらい滞在したくなる興奮を味わいます。イースターを過ぎれば、少しずつ商店街にも活気が戻り、観光シーズンがスタートします。今年はスイスへ！たびチョクの現地パートナーも休業になりますのでご注意ください。
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