ハロー、兄弟、姉妹よ。今回は「絶対神」という架空の神の話。聖書やクルアーンには「絶対神」という表現は一回も出てこない。だから「唯一絶対神」という表現もない。「一神教」という言葉もない。

 

 

「えっ、本当?」と思う人は実際に検索してみれば良い。

 

聖書(普及している新共同訳、新改訳)

https://www.bible.or.jp/read/vers_search.html

http://www.tuins.ac.jp/~takao/biblesearch.html

クルアーン(コーラン)

http://www2.dokidoki.ne.jp/islam/quran/wwwsrch.cgi

 

ちなみにコーランには「絶対」という表現がない。聖書の「絶対」は神とは関係ない文脈、人間が「絶対〜ない」という文脈だけだ。

 

 

しかし、娯楽作品やネットや本では「絶対神」や「一神教」という言葉だらけではないだろうか?漫画家やマスコミや物書きがいい加減なだけではなく、お坊さんや神社の人まで「絶対神を信じる一神教、キリスト教やイスラム教は危険です」と不安を煽るだけで、平和を与えない。親や先生は教えてくれない(知らない)し、科学者も偏見のままにしゃべる。

 

「絶対神なんか信じないね」

 

という人に俺も言おう。安心しろ、ムスリムの俺も絶対神を信じていない、クリスチャンも絶対神を信じていない。なぜなら絶対神なんてはじめからいないからだ。

 

それ以前に、イスラーム教やキリスト教の基礎は神を「信じる」ではない。この話はまた後日として「信じる」の時点で間違っている。

 

また、イスラーム教もキリスト教も「絶対正義を中心にした宗教」ではない。聖書やコーランは正義が中心ではないからだ。

 

 

 

しかし、当分の間、テレビやネットや漫画やライトノベルやお寺や神社では、この偏見【絶対神】や【絶対の正義】を使い続けるだろう。これらの人々は聖書やクルアーンに書いてないことを書いてあると決めつけ、子供や無知な人々をだまし、差別するウソつきだから。

 

日本の親や先生やテレビや科学者やお坊さんや神主さんは、真実を教えてくれない。本人たちが知らないから。ただし、あなた自身が知ろうとすれば、真実や安心は得られる(^ω^)

 

日本に「絶対神を押しつけた一神教」は空想だった。聖書や黒船が日本にもたらしたのは「平等」だった。これは福澤諭吉とアメリカ独立宣言の話だが、日本人は知らない。その話は後日にしよう。