私の新年の抱負はズバリ!

「米こそ命」

 

 お米を作るのに88回の手間がかかり

それを時間に置き換えると

苗代を作ってから米を収穫するまでの間に

500時間をかけていることが分かっている 


これは今も 弥生 縄文時代からも

ほとんど同じようなやり方を繰り返してきている


だから 米という字は漢字で八十八と書く

わけであるが

その従事する時間と対価 とがややかけ離れていて


先祖から田を守るために米を作っているがそれで生活できるとは限らない

だから 兼業農家が多い


そして 長い時間の労働とまた水に浸かることも多く それなりのつらさ もある


対して 儲からない

さらに重労働である

そして 長時間労働でもある


こんなことから 日本の山間部の田は 

荒らしていることも多く見かけるようになった


3年も荒せばもう どれだけ精魂込めて

何百年も守ってきた 田であっても

元々の山に戻ってしまいタヌキ やイノシシなどの住処に変わっていく


この度

能登半島は大震災に見舞われ

孤立している 山間部の家々が路頭に迷っているようだ


道は分断され 橋は落ちてイン フラ 設備もズタズタになっている


また予算をかけてこの人たちを守らなければならない


村道であっても町道であっても 県道であってもかかる予算は同じである


つまり莫大な予算がわずか5軒か 6軒の家のために消費されることになる 


実はこの問題は日本全国で起こっていて



九州では 線状降水帯で多くの被害が出たとか

五木村の方ではダムの水の放水で大水害が起こっているとか


広島でも 山が崩れて多くの家が土石流で

流されたとか


阪神淡路大震災 もあった


大阪では強風によって家々の屋根が吹っ飛んでしまうような災害 もあった


千葉県でも竜巻で多くの屋根がもぎ取られていくような被害があり 今なお

修理のできない家もあるようだ


東北大震災 もあった

これはまだまだこれから被害との戦いが続く


福島原発の事故はまだ40年も50年も元に戻すにはかかりそうだ


秋田地方でも水害が頻繁にあった

地球温暖化によってとんでもない豪雨が日本中のあらゆる街を襲うようである


北海道でも地震があり 山肌がむき出しになるような大地震であった


つまり 日本という国はこれからも

忘れた頃に大きな被害が出ることは間違いないようだ


そしてこれまで経験したことのないような地震が

近畿四国 東海に起こる可能性が深まってきている


南海地震の再来である


東京も また すごい地震が起こるかもしれない


こういった現実を考えた時に

能登の例を出して申し訳ないが

小さな集落のために 莫大なお金を投じるのはいかがなものだと考えるのである


税金はそんなに 余っていない


破綻しそうな市町村もはっきり言って 多数あるだろう


そういった中で 日本中の全ての議員は

利権にとらわれずに

日本の将来のことを真面目に考えるべきだと思われる


例えば 今でも

学校を建て直す 病院を建て直す  公共設備を作る

こういったことに対して多くの議員たちは目の色を変えている


なぜなら 利権が発生するから


工事費の何%かは彼らの懐に入る システムがすでに日本全国で成り立っているのである


それは 自民党のパーティー券 キャッシュバックと同じで


いつのまにか 誰ともなく そういった 企みが全ての議員の中で状態化しているということである


だから 議員は一度なれば子供に継がせ孫に継がせいつまでも続けようとする


これをやってる間は 日本は さらに沈没していくだろう


そして 今はひび割れ だとしても

やがてそこに水がたまり膨らんでいき

土石流になる


日本の議員たちは気づかないままにそのような道を選んでいるというわけである


だから今は

そういった議員を選んでいる有権者が

しっかり 現実を見つめて

国の将来を真剣に考える真面目な議員に投票するべきである


今ならまだ間に合う


この国を健全な状態に 建て直すのは


被害にあった人やら離れた山間部で暮らす人は


この際 莫大なお金をかけて インフラを設備 さすことより

病院なども近くにある街場に出てくることが得策のように思われる 


そこには我慢もいるかもしれないが


だけどあなた方のために100億円 お金がいるとするなら 

それは日本全体にとって 命取りの話となるかもしれない


同じような話がこれからもずっと続くわけであるから


ただ問題は

せめて 道だけでもしっかり確保するのは大事で

なぜならそこには 田があり 畑があり

食料を収穫できる手段があるからである


だから最低限 道だけは確保して

稲作をしっかりするべきである


それは誰がやるか

最初 触れたように1年間に500時間かけて 

稲作をするのは無理であるから


これからの 稲作は

外国でやっているように


まず苗代は作らない

もみはドローンで空中から ばらまく

生えてくる草は掃除機のような無人草取り機を使いこなし 駆除 させる

肥料や 消毒液のまくのは全て ドローン

稲刈り はもちろん無人の稲刈り機で

 それから 後の動作は同じとしても


なんと このようにすれば

500時間かかっていた 労働時間がわずか30時間で済むようである


さらに収穫も苗代を作って きっちりしていたこれまでのやり方に比べて 80%の収穫を確保できるようだ


つまり 就労時間は1/20で

出来高はこれまでの80%


この2つの事実はすでに業者によって実証されており


そのことを考えると

日本が今 ロシアから大量に小麦を買い付けているが


プーチン政権下でそれを鵜呑みにして継続できるかである


魚介類を中国は全面 輸入禁止にした

一方的に

そしてロシアもまた 中国に見習って 日本からの魚介類の禁止を表明した


こういった 国を相手に私たちは食生活を

考えなければならないのは非常に危険である し不安定である


食料は国産であらなければならないのは言うまでもなく

米作りや 野菜作りも これから

若者たちが取り組めば良いと思う


この米作りを考えても 今までの1/20の労力で済み

しかも 荒らしてある 田や今後 百姓から手を引く農家から安く借りて

大々的にやれば良いわけである


今現在の20倍の仕事ができることになり

しかもそうなってくると収入もサラリーマン以上になってきて

さらに日本の国としても 食料の自給率も

かなり 大幅に改善されるように思えてくる


ロシアとウクライナの戦争はどこまで続くかもわからず

小麦粉は 今の値段の倍にも3倍にもなる可能性もある


穀倉地帯のウクライナはほとんど 地雷が埋められていて


アメリカは地下水が不足していて大規模な農園にも 危機が迫っているようである 


世界情勢は毎日のように変化をしていく


そういった中で我が国は

米は命の源であることを   今一度考えるべきではないだろうか