昨日の台風18号の被害もなく、予定通り今日も四国1000m峰です。

能谷山。この山は、2016年12月に同じく四国1000m峰の井野川山、三滝山に登った後、能谷山の南側の土佐町

川奈路から林道を740m付近まで車で登り、一応の下見を終えました。

林道を登って行った先にあったボンネット型のダンプ。その向こうの山が能谷山かな?(2016、12、23)

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それから、温かくなるのを待って、チャレンジしようと嶺北森林管理署、土佐町、大川村、森林組合など各方面に

問い合わせをして、実際に別の山に行った帰りに現地に足を運ぶこと3度、8月には半日かけて能谷山に向かう

林道を歩いてみたりして、この山には下準備に時間がかかりました。(作業道トチズ西線など)

実際、調べ津ていくうちに、この山がマイナーな山を絵に描いたような山であり、地元の公的な機関に問い合わ

せても、聞いたことがあるがどこから登るのやらという話もありました。

「土佐のマイナーな山」春野 公麻呂著という本にこの能谷山の登山ルートが紹介されており、大川村から登る事にしました。

5時40分に自宅出発し、登山口である高知県大川村能谷を目指します。

7時44分、小金滝橋を渡り、300m先を左へ登って行くと、農道 下小南川線に入り、登って行くと、人家が点在し始め、何棟ものビニールハウスをやり過ごし、更に上に登って行きました。

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高度を上げて行くと、対岸の井野川山、三滝山を源流とする小金滝の全容が見えました。

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最後の人家から1.5km位で舗装路から左に下って行く未舗装の作業道 トチズ西線に入って行きます。8時02分。

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堰堤を過ぎると下の方に、先程通り抜けてきた集落の屋根が小さく見えました。

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伐採地に出ました。8時34分。

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すぐ先にあった、送電線点検路口。


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車を少し先の広くなっている所に停め、出発。9時08分。

登山口の尾根が見えてきました。9時17分。

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ここから這い上がります。

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尾根に乗って登って行くと、踏み跡がありました。少し先に岩が現われ、そこは右に巻きます。9時23分。

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赤いテープが現われました。

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緩やかなピークで事前情報で得ていたスズタケのトンネル。10m程度でした。トンネルの中間にピンクのテープが付いていました。

まあ、今までのスズタケのジャングルでいえば、今まで経験したスズタケの難路の順位でいうと、①大登岐山、②鶴ノ子頭、③丸滝山、④う~ん・・・少なくとも能谷山はもっと低いかな。

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その先に、一カ所だけ展望が開けた所がありました。

寒風山。

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平家平、冠山。

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三ツ森山。整備したらいい山ではないでしょうか?

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ピークを越えて下って行くと、西から上がって来ている作業道が現われました。10時21分。

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振り返ると、先程のピークが。

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左に登って行くと、作業道が崩壊していたため、適当に尾根に這い上がりました。10時23分。

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薄い踏み跡を辿ると、山頂に着きました。

能谷山山頂にあった三里登愛会の プレート。最近あちこと山で見かけます。10時47分。

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実は、仲間が1162.4の三角点に、行きたいと申しました。当然、そうするつもりで西に下りましたが、展望が保障されるなら、そうしましたが・・・。12時35分。登山口に下りてきました。

この後、次なる山の東門山の下調べをと思いながら車を走らせて行くと一台の軽トラに合い、
情報を伺ました。

なかなか実のある山歩きでした。

18時40分、帰宅。