今日、車で出掛けていると、

今年初めてのトンボに出会いました。


こちらのブログでお会いする皆さんは、

トンボや蝶々、カラスや鳥などに出会ったときには彼方のお子さんを想われると綴られていたので、私も咄嗟に「あ、娘…」と思いました。


沢山のトンボの群れに侵入して通り過ぎたときには、「あ〜!みんな、ごめんね!!」と、娘と一緒に居てくれているであろう、皆さんのお子さんたちにもお詫びをして。


こんな風に季節や生き物を慈しむ気持ちになっのは、娘が居なくなってから初めてかもしれません。


一年前、娘が旅立ってからまだ4ヶ月程のときには、季節の移り変わりもトンボの姿も私の心には入ってこなかったのですけれどね。

それでも今年は、秋の訪れを感じることが出来ました。


時薬。


あるのですね。

今日はそれを実感しました。


悲しくて寂しくて苦しくて仕方ない日がある一方で、こうして気持ちが落ち着いている日も生まれてきて。


娘を喪った母親がそれで良いのかと自分を問い詰めてしまうこともあるのですが、

今日は素直に時薬を信じて、

「季節の移り変わりを感じられた」

「トンボの姿をした娘に会えた」

と記しておこうと思います。