クリニックからの帰り、新幹線の中で手術について話し合いました。
我が子が男子でも女子でも構わないのですが、もともと身体にあるものを取る事には私は本当は抵抗がありました
前回のブログのような心配ももちろんありましたが。。
長期的にみて、子宮を取ると、内臓が下がって、不調になりやすい。乳がんで乳房を取ると身体が冷える。
手術によって不調になるのも私には怖かったのです。
ただでさえ、本人はデリケートで、身体の不調に敏感でした。
短期的にみると、術後、本調子になるには半年位かかるようで、上手く行き始めた高校生活を無駄にしてしまうのではないかという心配もありました
そして、声の悩みのように、低くなりたいと熱望していたのに、薄れていく事も経験するにつけ(あくまでもその時点で、なので、また望む時期がくるかもしれないけれど。)、今の時点で決断する事がいいのかという悩み。。
本人は、クリニックの医師の説明を聞いた後もすぐにでも手術をしたいようでした。
それはそうでしょうよね。。
でも、初めてと言っていいくらい、私が足踏みしている様子があったのと、クリニックのお医者さんになんの疑いもなく手術してほしいという(少しこじつけ)の私の意見を受け入れてくれて、ひとまず性別違和の診断書を書いてもらうまでは手術は保留にしようと言ってくれました。
診断書発行の要件2年を満たすまであと数ヶ月になっていました。