■裏メルボ テープ



これは、実は同じような内容ですが、あるあるです。


まず、ベタベタというより、単にテープの貼り過ぎなどであっただけでしょう。そして相手は、文句として多少盛っているだけだと思います。


ですから大切なことは、本当にベタベタか?とかそういうことではなくて、購入者からは『剥がしにくいし、うぜぇな』(笑)と思われていることにこそ、出品者は気づけないといけません。


文句には必ず理由があるからです。何度もリフレインですが、目には見えるものが全てではないです。


ほとんどトラブルはそんな感じで取るに足りません、と言いますか相手を常に理解してあげることが大事なんです。

それを予知として役立てる、そういう人もいるんだなぁと気軽に、アウトプットしつつ次に活かすわけです。ネガティヴになる必要はないですし、むしろ勉強になります。クレームだって、反響のひとつですから。


ヨットは無風では動きません。アゲインストの風でも吹けば動きますからね。


と前置きして本題になりますが、テープは貼り過ぎても私はいっこうに良いと思うんです。ただ、いかに購入者がスムースに開封しやすいか?剥がしやいか?に配慮できていないから、文句や悪評価に繋がるのだと思います。


というのも実際に、私もテープベタになってますと、開封時に時間がかかります。楽しみにしている状況で、少なからずストレスを感じてしまいがちになるのも分かるからです。


楽しみにしている分、早く開けたい!というのが購入者心理ですから。さらに早く開けたいとなると、急いでカッターやハサミを使用しかねないですし、その結果中身まで傷つけてしまった!ということにもなりかねません。


細かいですが、マステなんかでも、ハサミでカットされて端がフラットなものを強めに押して貼ってあると、剥がすときに爪でゴリゴリしないといけないので、糊が少なからずベタベタになりかねません。


自分の経験則からマステでも、ピチッとくっつきすぎるものも中にはありますし、貼り付けて年数が経って剥がすと、色移りしたり糊跡が残るマステもあります。


かと言ってメルカリでの短時間のやりとりで、マステが貼ってあっても、ゴリゴリしてもそんなにベタベタにはなりません。なるとしたら古い劣化したようなセロハンテープを使用した場合でしょう。


ですからこのケースもそうですが、ベタベタ云々よりも、それだけ購入者にとってテープを剥がすだけでストレスがあった、ということに出品者は気づけるかどうか?です。それだけは事実だからです。せっかち、短気、不器用とか色んな方がいますから..。


つまりは、それだけ結構たくさんのマステ片がびっしり貼付されていたor強く押し付けて貼り付けられていて超剥がしにくかった、かのいずれかだと予測できます。


質問者様は厳重梱包のつもりだった、ということももちろん分かります。これも結局どっちもどっちなんですよ。



目に見えるものが全てではないですし、宇多田ヒカルさんの『道』の歌詞にもありますが、目に見えるものだけを信じてはいけないと思います。目には見えないものを見ようとしたり、考えたりすることが大事だと思います。


そこで、テープ対策としては、貼り付ける前にテープの一端をちょこっと折り返して貼るだけで、購入者は剥がしやすくて、幾ら貼ってあってストレスフリーですから、ぜひやってみてください。


これはメルカリ内でも結構実践してる出品者はいらっしゃいます。購入者は剥がしやすいだけでなく、親切な人だなぁと感じるわけです。この逆が、ベタベタうぜぇな..だと思います(笑)


透明なセロハンテープベタベタ時なら、なおさら開ける人はストレスになるので、端の折り返しでの貼付は有効です。たくさん貼っても良いと思います。プチプチの封なんかをセロハンテープベタにされたら、もはやどこから開けるのか分からないし、ハサミを使うしかないです。プチプチはまだ透明で中身が見えますから良いですが。


こういうのも、相手の嫌がることを知っているからこそ出来ると思います。つまり、自分がされて嫌なことは他人にしない、ということでもありますね。


厳重梱包はもちろん大切なことなんですが、厳重にすることでかえって開封しにくくなる、相手が中身を傷つけてしまう恐れもある、ということを踏まつつ私はテープ類は常に端を折り返して貼っています。不器用な人もいるわけですから、購入者さんが受け取った時に開梱、開封しやすい梱包を常に自分が心掛けています。


テープの折り返しは、例えるなら..公衆のトイレ等でトイレットペーパーを三角にするようなイメージですね(笑)でも、トイレットペーパーは衛生用品のため、人が触ったものだと嫌がるかたも多いですから三角にしないほうが親切、と私も思いますので三角にしない派です。


封筒なんかは、特にピチピチサイズの場合に完全にテープや糊で封をせずに左右を少し開けておいて、ハサミやカッターやペーパーナイフを入れられるスペースを作っておくと親切です。


ゆとりあるサイズの封筒ならば品物を多少動かせるスペースを作っておき封をすれば、厳重テープベタでハサミを使用された場合でも全然大丈夫です。

また、封筒内でも品物が動きすぎるのは良くないですし、輸送作業中に折り曲がったり封筒が破れたりする原因にもなりますから、余白部分はなるべく折り込んで、封筒自体を小さくするように貼り付けると封筒自体の補強にもなります。

私はいつもそんな感じで封筒内で、品物がちょっと動かせるくらいに、余白は折り込んで型取っています。



メルカリ、自分、相手。三方良しの近江商人の心掛けでないとやっぱり取引は上手く行かないと思いますから。別に、良く見せようと思ってやっているわけではないですよ。


ただ、取引過程全てにおいて喜んでいただけたら嬉しいですから、自分が出品者立場の時ならなおさらそう思ってメリカリストしています。売れたらそれで良い、お金もらえたらそれで良い、という考えの人は違うと思います。



あとちょうどタイムリーで最近いただいたエピソードをご紹介します。


これは私の、購入者さんから実際に私の梱包に対していただいた取引メッセです。こういうメッセもやっぱり嬉しいものです。


60サイズの箱もの送付で、ゆうパックです。梱包は得意なほうですから、箱物でも工作から封まで10分前後もあれば終わります。材料はある程度確保してありますからいつもスムースです。


箱ものは、最後にガムテープやビニールOPPなどの太テープで封をすると思いますが、フタを閉じる前にその下に、テープ幅くらいのダンボール片で良いので中央にセットして両端を箱にテープ止めしてから、最後のフタを閉じてガムテープなどで封をします。この太テープもどちらか一端を少し折り返しておき、剥がしやすくしています。


こうすることで、この購入者さんのように急いでいてカッターを使ったとしても、多少力が入っても、中の品物までは貫通せずに済みカッターガードになります。テープを剥がすだけでカッターなしでも、それなりにスムースに開梱できるようにしてあります。


とりわけ箱の天面の、品物とフタの隙間がほとんどない場合には、カッターガードのダンボール片はかなり有効になってきます。


カッターを使用されるかたも多いですし、中央からズブッとカッターを入れられた場合はこれはもう超マズイですから。端のほうにカッター入れるだけならフタがそもそも二重になっていますから、知らないかたも多いですから。


ちなみに、箱の開梱を底面から逆に開ける人も無きにしもあらずと思いますから(笑)底にもダンボール片を敷き二重にしておくと、緩衝材にもなりますし、カッターガードにもなりますからベストです。


テープの留め方..これがその、テープ端の折り返しのことですね。



お読みいただいて、いいねなどありがとうございます。気づきや、少しでも参考になることがありましたら幸いです。