メールの書き出しにも、お疲れ様です。と日常的に書いていないでしょうか?

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「お疲れ様」と「ご苦労様」ともに

相手の労をねぎらう言葉です。

 

ですが、この2つには微妙ですが、明確な違いがあります。

 

どっちでもいいんでは、と考えて使っていると、

この言葉のニュアンスの違いに、意外にこだわっている人がいたりします。

 

■「ご苦労様」ですが、

これは、苦労をかける立場の人から苦労をした人に対して使います。

 

職場でいえば

上に立つ人間(先輩、上司)から下の立場の人間へ、その労をねぎらうための言葉です。

 

ですから、職場に配属されたばかりの新人社員が、その部署で、業務指導担当を担う先輩社員に対して、「ご苦労様」は使いません。

 

■「お疲れ様」の方ですが、

「お疲れ様」はオールマイティな言葉です。

 

立場の上下を気にすることなく使うことができます。

 

立場が微妙な時、そんな迷いを生じた時は、「お疲れ様でした」と言っておけば、まず間違いはありません。

 

但し、相手がかなりの大物であることが明らかな場合、

例えば、一般社員が社長を目の前にしたときは、尊敬の気持ちを込めて、もっと丁寧に言いたいものです。

 

「大変お疲れ様でございました」と、

 

普段いい慣れない言葉です。かまない様にご注意を!