みんな元気ですかドキドキ

 

しばらく海の中のシーンが続きます・・・グッド!

 

イルカになったボクとラヒーリオは

 

何日かワクーマとつきのと一緒に黒島の沖で遊んだ。

 

一つにはイルカになって泳ぎをちゃんとおぼえるため。

 

もう一つは海の中でのルールの練習。

 

他の小さな魚たちや海藻やサンゴに迷惑を

 

かけないようにするにはどうしたらよいか

 

をおぼえるため。

 

と言うよりワクーマとつきの達に教えてもらうため。

 

そして海の中の生き物と友達になるため。

 

ボクも精霊のはしくれ、このような事を

 

おぼえるのは早い。

 

ラヒーリオもそんなボクに

 

ずっと付き合ってくれた。

 

だからボクはラヒーリオが大好き。

 

ボクは海の中の初めての経験を楽しんだ。

 

素敵な友達もいっぱい出来た。

 

アオウミガメはとても威張ってる。

 

大きなマンタは体に似合わずみんなに優しい。

 

ブダイはいつもまっすぐのんびりと泳いでいる。

 

ジンベイザメは本当に大きくてゆったり泳ぐ。

 

そしてイルカたちは本当に遊び好き。

 

いつでも何か楽しいことを考え出して遊んでいる。

 

ワクーマもつきのも遊びを考え出すねっからの天才。

 

人間の子供がやる遊びはほとんど

 

海の中でも出来るんだよ。

 

ボクは泳ぐことに夢中になっていた。

 

なぜボクたちがイルカになって泳ぎの練習を

 

しているのかさえ忘れてしまうほどに。

 

だってそれほど海の中で泳ぐのは

 

気持ちが良くて楽しいから。

 

しばらくたったそんなある日ラヒーリオが言った。

 

明日あたりあの遺跡のところに行ってみようかって。

 

ボクは急にそのことを思い出した。

 

と言うよりそのことを忘れていた事に気づいた。

 

少し恥ずかしかったけど「そうだね」って応えた。

 

いよいよ明日・・・

 

何かが起きそうな予感がする。

 

続きはまたね・・・グッド!

 

 

 

イッピーの独り言

(波を見極めて軽いノリで泳ぐボク・・・あらよっと・・・

こっちさスイッ・・・あっちさス~イ・・・てか音譜