みなさんこんにちは、本日もお伝えして参ります‼













第三章…琴座…人間型生命体発祥の地…その7

物質的現実に生きる我々の感覚からすると、「創造の礎たち」の姿は、胴体とそれぞれの二本の細長い手足、そして、深い英知と太古の記憶をたたえる二つの大きな目が目立つ一つ頭を持つ存在として映る。


我々からすると、その姿はまるで繊細な手足を持つ、背の高い昆虫のようである。


もし我々が第四波動レベルの上位に入ることができれば、「創造の礎たち」を知覚できるようになるが、通常では、彼らとの交流は、我々の変性意識状態の中で交わされる。


こうした変性意識状態において、「創造の礎たち」は、夢の中の人物のように、ぼんやりとしたエーテル的な存在として現れる。


さて、自らの意識をさらに分裂させた「創造の礎たち」は、エネルギーを凝縮することで物質を造り始めた。


この過程で、大多数の人間型生命体の意識が肉体的に宿ることになる種族の原形が誕生していった。


超原子レベルには、ある秩序を持った情報因子が組み込まれていた。

その内容は、意識の乗り物となる人間型生命体が、炭素ベースとする環境の中で発生するというものだった。


「創造の礎たち」は、この潜在的な情報因子を用いて、物質と非物質のレベルで、自らの分身を創造していった。


こうして生まれた意識の乗り物は、陰陽二極的な原則に支配された宇宙を象徴的に表すものだった。


なぜなら、子供は常に親自らの姿に似せて造られるからである。


「創造の礎たち」はエネルギー体としての人類の祖父母である。
彼らは自らの分身を別次元にも顕現することを望み、新たに創造された「現実」を多様性で満たすことのできる源初的な生命形態を誕生させた。


「創造の礎たち」は「源」であると同時に、生命体の根源的な「種」でもあるのだ。


さて、エネルギーの凝縮が進むにつれて光の形態をとるようになった「創造の礎たち」の意識は、やがて全ての意識が進化を経て、再び自らの根源、すなわち「大いなる源」に戻るであろうことを察知した。


意識は原形を留めないほど分裂と拡散を繰り返すであろうが、いずれ全てが「大いなる源」に回帰していく。


そして、この再統合は、肉体、知性、感情、霊魂の全レベルで起こるのである。

中省略…

解決の糸口がないままに紛争が続いた。


この惑星にとって、絶望的な未来が到来することは必到のように思われた。

そして、アペックス星人は汚染の悪化と戦争により、ついに自分たちの惑星を滅亡させてしまったのである。


両極が統合に向かわず、力に頼んで衝突すると、そこに「融解」が起こる。

アペックスの場合、これは核戦争という形で起きた。

惑星の一部の住人は地下に避難したが、大多数の人々は核戦争で死滅した。


核戦争ののち、奇妙な現象が起きた。
アペックスという惑星そのものが、空間から消滅してしまったのだ。

にもかかわらず、地下に避難した人々は生き続けていた。

何が起きたかといえば、核爆発の結果、この惑星が別の次元に移動してしまったのである。

核爆発後も、地表ではひどい放射能汚染が続き、生存者たちは地下に住むことを余儀なくされた。


生存者たちは一旦ショックから立ち直ると、まったく新しい生活を営むことになった。


彼らがその後たどった驚くべき変革については後章で述べるが、ここでは、彼らが、地球ばかりではなく、銀河系宇宙ファミリー、さらには「創造の礎たち」に対して重要役割を担うべき存在となることを述べておく。

☆前回からの続きです。
一方、琴座星人とベガ星人は、それぞれ独自の発展を遂げていった。
琴座に住む複数の集団は、ベガ文明との摩擦を避け、故郷を離れて別の惑星へと旅立って行った。

また、ベガ文明に住む複数の集団も内紛から逃れて別の星に入植し、アルタイルやケンタウス座を初めとする、数多くの星ぼしに新たな文明が築かれていった。(本書では、これらについては述べない)。

さまざまな文明が複雑に絡み合い、それぞれの種族が信奉する思想や、人種的起源についての明確な差はなくなっていった。


こうして人間型生命体は、色々な経験と二極構造の種を内に秘めながら、急速に広がっていった。


人間型生命体を行動へと駆り立てる原動力は、あくまでも「統合」という究極的目標である。


この目標は1人1人の魂奥深くにひそんでおり、我々に前進を促す。

両極の分裂が支配する現実が始まったことは、「創造の礎たち」にとって容易なことではなかった。
計算通りに事態が収拾することを予想していた「創造の礎たち」にとって、琴座、ベガ、アペックスの三文明をめぐる状況は、予想を越えた度合いを示した。

しかし、カオスの中にも常に神聖な秩序がある。

銀河系宇宙ファミリーは、カオスの中の神聖な秩序を信じつつ、三文明間の行方を見守るしかなかった。


今回は、此処までと致します。

では…また


Merci♪


☆Bonne…chance…dans…la…vie♪