みんな元気ですかラブラブ

 

不思議な光景はさらに続きます・・・グッド!

 

ボクは目の前に繰り広げられる祈りとその祈りに合わせて

 

空気が精妙に変わって行く光景に見とれていた。

 

その光景にほとんど我を忘れて自分がその場所の

 

空気の一部かまたは自分が潜んでいる岩の一部

 

になったような気がしていた。

 

ボクはそれでも自分を見失わずに彼女たちの動きを

 

じっと観察している。

 

その時にボクはふと思った。

 

彼女たちは周りの空気を祈りの波動で整えている。

 

その目的が何かは知らないが。

 

だとするとその場所の一部になっているボクの存在は

 

とうの昔に、つまりここに来た時の初めから

 

もしかして知られているのかもしれないと思った。

 

そう、彼女たちは初めから

 

ボクがそこにいることを知っているのではないかと思った。

 

ボクはもちろん自分の気配を静かに止めている。

 

だとすると彼女たちはこの光景をボクに見せているのだろうか。

 

あるいはボクがここにいることを知りながら

 

全く無視しているのだろうか。

 

この時はまだボクはそんな思いの自分に気をとられていた。

 

そしてすぐにそんな事はどうでもよくなることを

 

まだ知らなかった。

 

ボクは違う事も思った・・・

 

彼女たちが祈りの力で周りの波動を整えていると最初は思った。

 

でももしかすると

 

彼女たちはその場所の神聖な空気のリズムを探して

 

自分たちをその場所に合わせただけなのかもしれないと

 

ボクはそのことを迷いながら感じていた。

 

彼女たちには、自分たちの力で何かを変えようとするような

 

ある意味傲慢な気配はみじんもない。

 

彼女たちの動作や気配は、

 

あくまでも自分たちが自然の一部であると言う

 

謙虚さに満ちていたんだ。

 

そのことに気づくとボクはなぜだか自分の

 

未熟な心が恥ずかしくなった。

 

と同時にそのことの意味に感動を覚えた。

 

ボクは突然胸がいっぱいになって涙があふれて来た。

 

前がよく見えなくなってしまった。

 

だからと言って次の信じられない光景を

 

見逃したり、見過ごしたりは絶対にしなかった。

 

それは後で考えても想像をはるかに超える光景だった。

 

ボクはただただ感動の気持ちで目の前の出来事を見ていた。

 

ココが肝心の本題の光景なんだよ。

 

だからこのことを出来るだけ慎重に

 

何が起きたのか説明しなければならないんだ。

 

二人の女性はまだ軽く祈りの姿勢を取っていた。

 

先ほどの、周りと同調するような祈りとはちがっていた。

 

今度は感謝と喜びの祈りのようにボクには思えた。

 

続きます・・・グッド!

 

 

 

 

イッピーの独り言

(あれをみたら・・・涙が止まらなかった・・・目