♦💁💁❗ 



007 カジノ・ロワイヤル御紹介






この項目では、イアン・フレミングの小説、および2006年の映画について説明しています。

1967年の映画については「007 カジノロワイヤル (1967年の映画)」をご覧ください。
『007 カジノ・ロワイヤル』(ダブルオーセブン カジノ・ロワイヤル、Casino Royale / You Asked for It)は、イアン・フレミングの小説007シリーズ長編第1作、およびその映画化作品。



小説 編集

ポータル 文学 ポータル 文学
第二次世界大戦中、イギリス海軍情報部に所属していたイアン・フレミングが、戦後その知識と経験を基に創作したスパイ小説である。1953年にイギリスのジョナサン・ケープから刊行された。イギリスの秘密情報部員ジェームズ・ボンドの活躍を描いた物語で、シリーズ化された。アメリカ合衆国で刊行されたペーパーバック版は当初『You Asked for It』というタイトルで刊行された。




ストーリー 編集
ソ連・スメルシュのフランスにおける工作員であるル・シッフルは、使い込んだ組織の資金を穴埋めするため、ロワイヤル・レゾーのカジノでバカラによる一攫千金を狙っていた。



イギリス秘密情報部員007、

ジェームズ・ボンドは、上司 M 

から、バカラでル・シッフルを負かして破滅させるよう命令される。
ボンドは、同僚の女性ヴェスパー・リンド

、フランス参謀本部2課のルネ・マティス、CIAのフェリックス・ライターと連携し、一度は窮地に陥りながらも任務に成功する。


しかし、その直後にヴェスパーがル・シッフル


に拉致され、後を追ったボンドも捕まり、金を返すよう拷問にかけられるが、

ル・シッフルはスメルシュの刺客に粛清され、ボンドは命拾いをする。
ボンドは自分の仕事に疑問を抱いて辞職を決意し、ヴェスパーとの結婚を考えるが、その結末は悲劇に終わる。



映像化 編集
1954年10月21日、アメリカCBSにより単発テレビドラマ化。60分枠『クライマックス!』の1エピソードとして放送。ジェームズ・ボンド作品では初の映像化であった。ジェームズ・ボンドはアメリカ人の設定で、バリー・ネルソンが演じた。他にはピーター・ローレ、リンダ・クリスチャン、マイケル・ペイトらが出演。
このテレビドラマ版は放送後、数十年間フィルムが散逸していた。発見されてからは1980年代のビデオソフト化、ターナー・ブロードキャスティング・システムでの放送がなされた(ただし、いずれも終盤部分が欠落)。その後、全編が再度ビデオソフトとして収録。2012年に完全版のDVDやブルーレイも発売された。
1967年、コロムビア映画製作のパロディ映画。ボンド役はデヴィッド・ニーヴン。
詳細は「007 カジノロワイヤル (1967年の映画)」を参照
2006年、MGM、コロムビア映画製作の映画。ボンド役はダニエル・クレイグ。
詳細は「007 カジノ・ロワイヤル#2006年の映画」を参照
出版 編集
イアン・フレミング(井上一夫訳)『カジノ・ロワイヤル 秘密情報部〇〇七号』(創元推理文庫)東京創元社、1963年6月、ISBN 4-488-13801-2
イアン・フレミング(井上一夫訳)『007/カジノ・ロワイヤル』(新版。創元推理文庫)東京創元社、2006年6月、ISBN 4-488-13806-3 [1]
Ian Fleming "Casino Royale" Penguin USA, 2006/10, ISBN 978-0-14-303766-8
2006年の映画 編集

007 カジノ・ロワイヤル
007 Casino Royale
監督
マーティン・キャンベル

脚本
ニール・パーヴィス
ロバート・ウェイド
ポール・ハギス
原作
イアン・フレミング
製作
バーバラ・ブロッコリ
マイケル・G・ウィルソン
製作総指揮
アンソニー・ウェイ
カラム・マクドゥガル
出演者
ダニエル・クレイグ

エヴァ・グリーン

マッツ・ミケルセン

ジャンカルロ・ジャンニーニ

カテリーナ・ムリーノ

シモン・アブカリアン

イザック・ド・バンコレ

イェスパー・クリステンセン

イワナ・ミルセヴィッチ
トビアス・メンジーズ
クラウディオ・サンタマリア
セバスチャン・フォーカン
ジェフリー・ライト
ジュディ・デンチ
音楽
デヴィッド・アーノルド
主題歌
「You Know My Name」
クリス・コーネル
撮影
フィル・メヒュー
編集
スチュアート・ベアード
配給
SPE
MGM
コロムビア映画
公開
イギリスの旗 2006年11月16日
アメリカ合衆国の旗 2006年11月17日
日本の旗 2006年11月26日
上映時間
144分
製作国
イギリスの旗 イギリス
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語
英語
製作費
$150,000,000
興行収入
$167,445,960[2] アメリカ合衆国の旗カナダの旗
$105,932,056[2] イギリスの旗
$599,045,960[2] 世界の旗
前作
007 ダイ・アナザー・デイ
次作
007 慰めの報酬

テンプレートを表示
2006年のアメリカ イギリスの合作スパイアクション映画。007シリーズ第21作にして初のリブート作。同シリーズ17作目の『007 ゴールデンアイ』で監督をし、高い評価を得たマーティン・キャンベル監督の2度目の作品で、ジェームズ・ボンド役としてダニエル・クレイグが演じた初の作品であり、シリーズ初の「金髪のボンド」ということでも注目を集めた。

サイトへ続く