私たちの星である金星の探査隊は、地球が太陽系内でもっとも緑豊かな惑星であることを発見しました。けれども美しい惑星ではあっても、地球はすぐに他の惑星から植民の対象となった結果、私たちが住み着くには間違いなく非常に危険な場所となってしまいました。やがてその噂が広まり、地球は敵対的でネガティブな惑星として知られるようになりました。地球が「カル・ナーア」と呼ばれるようになったのもその頃からで、それは「ネガティブな子供」という意味です。探査が終了した後は、金星の人々は誰も必要以上に地球に滞在することはなくなりました。

地球が惑星として抱えている問題の一つは、月が一つしかないことです。物理的な宇宙においては惑星はふつうは2つか3つの月を従えています。そのようにして月同士が互いに与える影響のバランスを取っているのです。そもそも月を持たない惑星なら問題がありませんが、一つしかない状態は惑星をアンバランスな状態に置いてしまうのです。ですからこのことからも私たちの太陽系では、地球は独特な存在となっているのです。

月は地球の周りを公転しており、その引力の影響で地球はわずかに膨張し、海面を周期的に上下させます。月の影響は、地球に住む者やそこに生まれた者すべてに一生涯にわたってもたらされます。その原因の一つは人間の体内にある水分であり、月は海の水に与える影響と同じように、人間の体内の水分にも影響を与えます。そしてそれは私たちの心や感情にも悪影響を及ぼすのです。その影響がどんなものであったかは、地球の過去の歴史を通して見ることができます。それは月が一つである限りずっと続いていくことでしょう。

具体的に言うと、それは人々の中に燃え上がるネガティブな感情であり、それは実際に自己破滅的な作用を個人にもたらします。英語のルナシー(精神異常、狂気)と言う言葉の語源も月(ルナ)にあります。地球への訪問者たちは、満月の間は水分を十分に摂るようにとアドバイスを受けています。そうすることで地球の環境に適応しやすくなるのです。月は人間の感情を左右するだけでなく、体全体をアンバランスにする影響を与えるので、そのことが人間の寿命を縮める要因にもなっています。
 

地球のバイブレーション(振動)は金星や火星のものよりも、きめが粗くて重いために、より多くの病気や気分の低下を引き起こします。このような理由のために、初期の地球は人気のない惑星であり、近隣の惑星に急激な環境の変化が起きるまでは、植民が行なわれることはありませんでした。

(訳者註: メンジャーは異星人と話したとき、「あなた方の月は一つで・・・」と語るのを聞いて、地球に月は一つしかないのになぜそのような言い方をするのか不思議に思ったという。アダムスキーも地球には見えない位置に2番目の月があることをほのめかしている。実際にそのような物体を目撃した天文家や、見えない月の存在を主張する研究者もいる。コンタクティのケルビン・ロウは、地球の周囲には宇宙人によって置かれた2つの人工の月があると聞いている。)


📕「私はアセンションした惑星から来た」金星人オムネク・オネクのメッセージ オムネク・オネク著 徳間書店  抜粋

転載元:http://8729-13.cocolog-nifty.com/blog/2012/08/post-e8d4.html

 

 

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