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アメリカ第31代大統領
1929～1933年
ハーバート.フーバー
極貧の少年期を過ごし両親とは幼少期に既に死別して孤児になる。天才しか入れないスタンフォード大学の一期生であり地質学を学ぶ。
オーストラリアの古い鉱山や、カリフォルニアでのゴールドラッシュの金鉱山の跡地を自分で開発した切削機械で大量の金やダイヤモンドを掘り上げて、
一躍アメリカの大富豪になった。
商務長官を経て、共和党から万雷の拍手をもって大統領に就任するが、折り悪く、1929年の世界大恐慌に当たり財政建て直しを計るが問題が大き過ぎて成果は得られなかった。
後のルーズベルト大統領にフーバーダム建設での失業者対策の真似をされて、彼がニューディール政策を立案したと間違った歴史を伝えられた。
対日戦争反対の立場を取り、ルーズベルトを批判。
戦争をしなかった大統領でもある。
第二次大戦後の占領国日本やドイツの食糧事情を心配し、現地調査、
マッカーサー司令官に日本に小麦粉や脱脂粉乳などの食糧87万トンもの大量援助をして、飢餓状態だった日本人を救った。
極貧から育ったので、生活弱者への配慮は並大抵ではなく、失業者や貧しい人々を数多く救ったアメリカ大統領でもある。
フーバーの食糧援助での学校給食
アメリカでの教科書をルーズベルト大統領に書き換えられて、彼の素晴らしい施策は消されてしまったが、彼自身の回顧録が評価の見直しとなっている。
日本人に取っては大恩人。
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