近くに5G基地局… 地元民も困惑、聖書の終末予言との見解も!

イスラエルでコウモリの大量死が発生している。地元の保護団体も認める謎の事態は、異常気象が原因なのか、次世代通信規格5Gの影響か、それとも聖書預言が現実化しているのか——。英「Daily Star」(3月26日付)が報じた。

・ Bats mysteriously drop dead across Israel ‘fulfilling biblical prophecy’ (Daily Star)

 記事によると、コウモリの大量死が確認されたのは今月21日頃のことだという。

イスラエルのラマト・ガンの公園で、突然空からコウモリが落ちてきたというのだ。

地元に住むアディ・モスコウィッツさんは、公園内のあちこちで大量のコウモリの死骸を発見したといい、

その写真を自身のFacebookアカウントに投稿した。

同様の報告は近隣地区の複数の住民から上がっている。

 

地元のコウモリ保護団体の創設者ノラ・リフシッツさんは、この事態について「非常に稀なことだ」と話す。

考えられる原因としては気温の急激な低下があるというが、ただの推測に過ぎず、

「今までに聞いたことがない現象」と認めている。

 数十匹のコウモリが一度に死ぬという異常事態に、

現地ではその原因をめぐる議論が巻き起こっている。

感染症ではないかという声もあるが、

空を飛ぶ動物の大量死ということに5Gとの関連が指摘されている。

トカナでも報じているが、

世界には過去にも5Gの基地局の近くで鳥が大量死したという報告が複数あり、

そのメカニズムは不明であるが、5Gの電波が生物に悪影響を与えて死に至らしめている可能性がある。

記事によれば、この公園の近隣にも5Gの基地局が設置されているという。

 

また、一部ではこの大量死を「聖書の預言が現実化している」のだと訴える人々もいる。旧約聖書文書の中には次のような一文がある。

主は言われる、「わたしは人も獣も一掃し、空の鳥、海の魚をも一掃する。わたしは悪人を倒す。わたしは地のおもてから人を絶ち滅ぼす」。(ゼファニヤ書1:3)

それゆえ、この地は嘆き、これに住む者はみな、野の獣も空の鳥も共に衰え、海の魚さえも絶えはてる。(ホセア書4:3)

 ユダヤ教のラビであるアブラハム・アリー・トラグマン師はこの事態について、過去100年にわたって人間が自然とのつながりを見失った結果であり、神との関係を修復すべきだというしるしであると説く。そして、この異常事態は「世界の終わりに現れると預言された、もっと大きな現象の小さな一例」に過ぎないと語っている。

 コウモリ大量死が意味するところは何か? それは異常気象かもしれないし、5Gかもしれないし、預言された世界の終末かもしれない。新型コロナウイルスの脅威に怯える世界にさらなる厄災が降りかかるというのか? 人類は備えなければならない。

 

https://tocana.jp/2020/03/post_149872_entry.html