③からの続き







(ガイアTVは間違った画像を使いました。こちらが正しい画像です)

アンシャールのパイロットが二人いて、一人は前方で、もう一人はコクピットにいました。乗るのはカーリーと私の二人だけでした。彼女が隣に座るのを期待しましたが、でも彼女は反対側のほうに座りました。

David: それで?

Corey: そしてカイパーベルトに連れて行かれました。ゴンザレスが暴かれたことを知ってから、はじめて彼に会ったので、ハラハラしました。
私たちが着いたカイパーベルトの基地は以前、ゴールデン・トライアングル・ヘッドの存在に会ったときと同じ基地です。




David: 覚えています。

Corey: 知っていた場所でしたが、今回は別の部屋に連れて行かれました。そこは実質ある種の取調室でした。部屋には床に溶接された金属のテーブルがあり、ゴンザレスは椅子に座っていました。彼のすぐ隣に、大男が座っていました。尋常ではない雰囲気でした。
私も座らせられましたが、ゴンザレスは私の目をほとんど見ようともしませんでした。嫌悪感のエネルギを全身に込めて私に向けているようでした。うろたえましたね。もう一人がしゃべり始めました。ゴンザレスよりもよくしゃべりました。
私はなんらかの状況報告を受けるはずでした。彼らはそこに座ったまま、スマートパッドを何度も相手からもらっては動かして返しました。もう一人のほうは手にペンと紙のパッド、ローテクな文房具ね、それを手に持って、紙に何かを書きました。
彼はメモを書いてはゴンザレスによこし、指さしたりしていました。ゴンザレスはそれに対して頭を振って「ノー」を示したりしました。私が尋問による大きな機密漏洩で三人を暴露したため、どうやらゴンザレスは私に与える情報を制限する側に回ったようです。
そのため、その会議は本当に短かったです。決して気分のいいものではありませんでした。

David: それでもなんとか状況報告をもらいましたか。もしあれば、何を聞かされたのでしょうか。

Corey: 取るに足りない情報しかもらえませんでした。トランプが話題に上りました。彼に対するいくつかの脅威があまり真剣に取られていないとか・・・

David: メキシコ人による暗殺の可能性があると言いましたね。

Corey: 彼らの報告にはそう書かれていました。

David: 本当はカバールの作戦かも知れません。

Corey: ええ。

David: でも彼の支持者はそれを真に受けませんでした。

Corey: ええ。それで彼らは一部の会議について・・

David: 視聴者が疑問を持ちそうです。なんでトランプ?なんで彼らはトランプのことを気にしているの?トランプをどう思っているの?

Corey: えーと、彼らはトランプとサンダースのことを非常に気にしています。彼らはこの二人の背後に起きた市民運動を大いに期待しているのです。「腐敗はもう十分だ。嘘にはもうウンザリだ!」と既存の権力に立ち上がった人々に興奮しているのです。

David: 彼らは、あれだけの資産を持っているトランプをカバールだとは思わないのですか。

Corey: ええ。

David: トランプは完全にカバールとは違うと、彼らは本当に考えているのですか。

Corey: ええ。でも、彼らがサンダースよりもトランプに肩入れしたり、あるいはその逆という訳ではなく、彼らは単純にその市民運動を喜んでいたのです。

David: 複数のインサイダーから、それぞれの独自情報を聞いたところ、もしトランプが勝利したら、それは最悪の結果だと、カバールは感じているようです。

Corey: カバールは絶対にトランプを勝たせないらしいです。どんな手段を使っても、たとえ選挙を盗んでも。

David: わお!

Corey: これは報告の一つにすぎません。また、彼らは非常に大きなテロの発生を予想しています。イスラム国の最後の万歳みたいな。なぜなら、イスラム国の工作員のほとんどはすでにシリアから脱出してヨーロッパに入り込んで、アメリカに渡ろうと試みているのです。

David: イスラム国は大きな痛手を被っていて、彼らは・・・

Corey: ゴンザレスの気持ちが変わってしまい、私には非常に限られた情報しか渡さないと態度を明確にしました。それが問題です。

David: そうですね。

Corey: 彼らのやっていることといったら、まるでお芝居でした。私がしくじったと主張したのです。たとえそれが私の意志でなくても、彼らに高い代償を払わせたので、私がしくじったことになったのです。まあ、事実でしたけど。

David: ペンと紙を持っている人の態度は?あなたにどう接しましたか。

Corey: 彼はぶっきらぼうな感じでした。大したやり取りもなかったし。実際、ぶっきらぼうな軍人でした。

David: その後は?

Corey: 帰る途中は非常に憤慨しましたね。

David: 宇宙バスの中で?

Corey: ええ。彼女はテレパシーで起きたことを聞いてきました。

David: はい。

Corey: 地球に近づくまでの間に、会議でのことを彼女に伝えました。機体が下降して海の中の青い渦に入って、気がついたら航空管制区域に戻りました。そして家に帰されました。

David: その青い渦は単なるポータルみたいなものですね。

Corey: そう思います。

David: 海の中に現れたのか・・・ところで、次回は金星や古代ビルダー種族の前哨基地と、金星には内部地球の存在が住んでいるかどうか、という非常に興味深いテーマです。視聴者のみなさんは是非ご期待下さい。
それを話すのに、今回はもう時間がないので、とりあえず次回はどういう話か、簡単に宣伝して頂けませんか。実際に起きた非常に奇妙なこととか。

Corey: いいですよ。ゴンザレスがまだアンシャールのところに留まっていた数週間の間に、アンシャールは金星の前哨基地での会合を手配してくれました。そこには古代ビルダーの技術がいまだに稼働しているのです。他にも計画が立てられましたが、ゴンザレスは自分だけを連れて行くように彼らを説得する手段を見つけたのです。

David: なるほど。この素晴らしい話は次回の放送で取り上げる予定です。興味をそそると同時に奇妙な話です。なお、今回は多く語らないように控えて頂きましたが、あなたの身に起き始めたことと、ラングラー(カウボーイ)と呼ばれている人についても取り上げます。あなたにしてみれば、実に恐ろしいことだからです。

Corey: ちなみに、その「ラングラー」というのは、実はそのゴンザレスの隣に座っていたぶっきらぼうな男なんですよ。

David: つまり、ペンと紙を持っているあいつがラングラーね。

Corey: ええ。

David: なるほど。この先の放送もかなり強烈な話題が上がってくるのです



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